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課題社会人知識やビジネススキルの不足・研修時間の確保が出来ない
COMPANY
「すべての人に、”こころと身体を動かす”運動習慣を」という事業コンセプトのもと、パーソナルジム・フィットネスメディアを運営されているクルル株式会社様。「運動を通して、すべての人が自分らしく、素敵な人生を送れるように」という理念を実現するために、「仕事に誇りを持ち、楽しみ、常に成長し続け、社会から尊敬される」人財の育成に注力されています。今回は、山田社長に「Smart Boarding導入のきっかけ」や「人財育成になぜ力をいれるのか」などお伺いしました!
この事例のポイント
入社する新卒の7割は、社会人としての基礎的な知識・ビジネススキルを学ぶ機会が多くありません。入社後の数ヵ月を研修期間とし、基礎的な知識・スキルを教えています。しかし資料づくりに時間がかかったり、講師側の時間確保や準備も難しい。また2〜3年目のリーダー候補生の育成も強化していきたく、 Smart Boardingの導入を決めました。
①社内チームをつくり、全社向けに配信②評価制度との連動、この2つの方法で活用しています。導入をして感じている1番の効果は、メンバーと「共通言語」を作れたことで、以前よりスムーズにコミュニケーションがとれることです。「指示だしのポイントなんだっけ?」「7W2H1G確認できている?」のように、Smart Boardingのキーワードを使いながら会話ができるのです。加えて今まで研修をする場合は講師受講者の日時を合わせなければならなかったのですが、空き時間など好きな時間に好きなだけ学ぶことができるように変わりました。
「トレーナー」というスキルだけでなくさらにプラスの経験を弊社で身に着けてもらい、社員の会社の中での選択肢、ひいては人生の選択肢を増やしたいと考えています。また同時に、「トレーナー」という仕事を憧れられる職業の一つにしていきたいんです。弊社は「私たちは、仕事に誇りを持ち、楽しみ、常に成長し続け、社会から尊敬される人材となる場所をともに創っていくことを約束します」を人材育成のキーワードとして掲げています。これは、ここまでやればいいというものではないので、僕も含めて生きてる限り“人“として成長していきたいと考えています。そのために社会人として必要な基礎的な知識・ビジネススキルなどを学ぶこと、学べる環境を整えていくことは重要だと考えています!
INTERVIEW
山田社長
山田社長
研修コンテンツやコスト、使いやすさを他社サービスとも比較して、Smart Boardingの導入を決定しました。学習進捗が確認できることだけでなく『7つの習慣(R)』のコンテンツを含めて、社会人として必要な知識・ビジネススキルが網羅的にそろっているので良いと思いました。
また、Smart Boardingは人財育成・社員育成をしているFCEさんのサービスで、教育のプロが作っていることも良いと思いました。 私自身も教える側ですので、特に実感するのは「指示の受け方」や「7W2H1G」のような基礎的なコンテンツは教える人によって、内容や質がバラバラになりがちなんですよね。でも基礎的な知識やビジネススキルは非常に重要です。人財育成のプロが作った選りすぐりのコンテンツを全員が、平等な機会と同じクオリティで学べることは良いなと感じました。
山田社長
社内チームをつくり、全社向けに配信②評価制度との連動、この2つの方法で活用しています。
①全社員向けにビジネススキル・専門的な知識のコンテンツを作成・配信しています。ビジネススキルはFCEさんのコンテンツを利用しています。専門的な知識については、新しく自社でコンテンツを作成しました。例えば、パーソナルジムeviGymには幅広い世代のお客様がいらっしゃいますので、 “怪我・転倒の場合“のような「リスク管理」のコンテンツを作成・配信しています。
さらに、社内でSmart Boardingの活用を促進するチームを作りました。普段使っているコミュニケーションチャットにおいて“誰が一番見ているのか”という「ランキング」と“こういう学びがあり、こういう風に生かせます”という「コンテンツの紹介」の2点を発信してくれています!このチームは若手メンバーが担っています。週1回必ず配信する仕組みにもなっているので、Smart Boardingに触れたり、利用するメンバーが増えているのは彼らのおかげですね。
▼実際に配信しているコミュニケーションチャットの例
構築段階ですが、人事制度の一環として活用する予定です。弊社では「一般社員」「店舗マネジメント」「エリアマネジメント」のようなグレードがあり、そのグレードが変わる際に試験を受けてもらいます。職種に関わるトレーニングの試験とビジネスプロジェクトを行う2種類の試験を実施しています。それに加えて、各グレードの受験資格に「Smart Boardingの視聴」も組み込む構想を計画しています。
山田社長
Smart boardingを利用したことで一番感じている効果は、メンバーと「共通言語」を作れたことで、以前よりスムーズにコミュニケーションがとれることです。
四半期に一度、評価面談を実施しています。面談の中で「○○という課題がある」「△△にチャレンジしてみたい」という話をメンバーからもらいます。その時「こんなスキルが身につくといいね」「今持っている強みがきっとこんな風に更に生かせるよ」と私から話すのですが、 同時に「 例えば、Smart boarding で言うと、この動画かな」と伝えます。Smart Boardingを共通言語にして、よりスムーズに会話できるように変わりました。
またメンバーから「Smart Boardingのこの動画良かったです!」と感想をもらったり、「指示出しのポイントはなんだっけ?」「7W2H1G、確認できている?」などと日々のコミュニケーションのきっかけにもなっています。
加えて感じる効果は、社員が自分の好きな時間に、好きなだけ学ぶことができるということです。店舗での営業活動をしている関係でメンバーによって休みのスケジュールが異なるため、以前は研修を全体で実施するとなると難しいケースがありました。しかし、Smart Boardingを利用することで、好きな時間に好きなだけ学ぶことができますし、コンテンツも見逃し配信用に残せるのも良いですよね。
山田社長
社員一人ひとりに「人生の選択肢」を増やしてほしいですし、ゆくゆくは「トレーナー」という仕事を憧れられる職業の一つにしていきたいんです。
多くの社員は、専門学校を卒業してトレーナーとしてパーソナルジムeviGymで働いていただきます。ライフステージの変化や年齢を重ねた際に「トレーナー」というスキルだけでなく、「マネジメントができます」「デザインができます」など、プラスのスキルや経験を磨いておけば人生の選択肢が増えていきます。社員の選択肢を増やせるきっかけを作りたいのです。
また同時に、「トレーナー」という仕事を憧れられる職業の一つにしていきたいんです。弊社は「私たちは、仕事に誇りを持ち、楽しみ、常に成長し続け、社会から尊敬される人材となる場所をともに創っていくことを約束します」を人材育成のキーワードとして掲げています。これは、ここまでやればいいというものではないので、僕も含めて生きてる限り“人“として成長していきたいと考えています。そのために社会人として必要な基礎的な知識・ビジネススキルなどを学ぶこと、学べる環境を整えていくことは重要だと考えています!
山田社長
今後はインプットだけでなくアウトプットの機会をつくりたいです。SmartBoardingの導入前に抱えていた幅広いコンテンツを学習するという課題は改善しました。今後は知識やスキルを知っているだけではなく、自ら考えたり実践することのできる「深い」学びが必要です。そのためにもメンバーがアウトプットできる仕組みを作っていきます。
この記事を書いたコンサルタント
株式会社FCE (編集部)
株式会社FCE 人材育成コラム編集部です。
人材開発/研修を検討中の方、組織力の向上を目指し情報収集をしている方向けに有益なコンテンツを発信していけるようサイト運営をしております。
導入いただいたサービス
「知っている」から「できる」に導く定額制オンライントレーニングシステム
インプット(Eラーニング)だけでなく、アウトプット(オンライン研修)で何度も練習し、実際に現場で成果を出すことにこだわったオンライントレーニングシステムです。
POINT
その他の事例
主に①新卒社員②リーダー候補生の2軸で、人財育成を強化していきたいと考えていました。
①弊社では採用する社員の約7割が新卒であり、その大部分が専門学校出身者です。専門学校では専門的な知識をメインに学びます。そのため入社前に、社会人としての基礎的な知識・ビジネススキルを学ぶ機会はほとんどありません。そこで弊社では入社後の数ヵ月を研修期間とし、トレーナーとしての専門的なスキルに加えて、社会人としての土台となる基礎的な知識・ビジネススキルを教えています。しかし、研修担当の資料づくりに時間がかかったり、講師側の時間確保や準備が大変という課題や、研修内容も限られるため幅広いビジネススキルを教えることができていませんでした。
②2〜3年目のリーダー候補生の育成においても、課題を感じていました。私含めた経営陣やエース社員が主体になって、『7つの習慣』などを題材にしてリーダーシップ・マネジメントについて教えていたのですが、リーダーとして必要なことを網羅的にまた継続的に教えることができていませんでした。加えてリーダー候補生がメンバーに指導する場合においても、人によって伝え方が異なったり、教えることに得意不得意が出てしまうということもあり課題に感じていました。
講師側の時間や準備削減、幅広い教育を新卒やリーダー候補生に学習してほしいと思い、基礎的な知識・ビジネススキルやマネジメントを学べるe-ラーニングシステムの活用を検討しました。