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人財活用、育成に関する課題をお申し付けください。最適なアプローチをお答えします。
課題コロナ禍の影響もあり現場社員の集合研修が難しくなった/体系立った教育の仕組みが不足していた。
COMPANY
昭和38年の創業以来「真心のおもてなし」をテーマとして、 多様化する「食事サービス」を「手作り」にこだわり、手作りならではの温もりと味わいを追求している株式会社ニチダン様。病院・施設・社員食堂・学校にお食事とサービスを提供しており、現場で調理をして温かいものを提供する「現地調理方式」が強みだそうです。
今回は総務部人事課の安達様、竹村様に Smart Boarding をどのように活用いただいているのか、活用の工夫や人財育成への想いを伺いました。
この事例のポイント
新型コロナウイルスの影響により、対面での研修が困難になりました。またコントラクトフードサービス(委託給食)事業を展開しているため、各店舗や事業所社員の集合研修を実施する事に以前より難しさを感じていました。加えて体系立った教育のカリキュラムが不足していたため、継続的に学べる環境を整える必要があると感じていました。この2つの理由からオンラインで学習が出来るe-ラーニングのシステムを探し始めました。
既存のコンテンツだけでなく、栄養士教育部門が国家試験対策講座といった「自社オリジナルのコンテンツ」を作成・配信できるのが本当に良かったです。また階層別研修のフォローでも活用しており、後から動画を見返して復習できるようになっています。その場限りの学習ではなく「継続的な学び」ができる仕組みになっています!
色んなジャンルのコンテンツがあって「仕事だけでなくプライベートでも使える」「自分のスキルアップにつながっている」というプラスの声を社員からもらいました。今後は積極的に自社のオリジナルコンテンツや社内実践トレーニングを実施していきます。
INTERVIEW
安達様
安達様
コストにおいてかなりリーズナブルな点、自社オリジナルコースが作成できる点が決め手でした。
様々な教育プラットフォームがある中で、Smart Boardingは一般的な研修を提供するだけでなく、独自のオリジナルコースが作成できます。自社に合った体系立てた教育プログラムを作っていきたいと思っていたので魅力的でした。
安達様
1年目では、階層別・職種別のコース作成・研修の実施を行いました。階層別研修では中堅社員、店長、主任、係長、幹部など階層ごとに研修プログラムを構築し、2〜3か月のスパンで段階的に研修を進めています。
▼株式会社ニチダンのキャリアプラン
2年目からは、階層別の研修だけでなく自社コンテンツを積極的に活用しています。アンケートや新卒採用のWEB試験、人事申告といった研修以外の業務にも活用し、Smart Boardingを全社で使えるように進めています。これは、業務の効率化にも役立っています。
また栄養士の教育部門では、栄養士国家試験対策講座の配信をしています。人事課以外の他部署でもSmart Boardingを利用してもらえるように、幹部会議等で紹介したところ使い始めていただけています!
最近では管理職の講師派遣型研修もFCEさんに委託しており、その研修のフォローアップもSmart Boardingで実施しています。対面研修の後にSmart Boardingで復習できるので、継続的に学習ができていますね。
安達様
①受講の順番 ②コンテンツ選定について、工夫した点をお伝えします。
①受講の順番は、新しいシステムを浸透させるために非常に重要だと思っています。
最初は役職の高い人から受講してもらい、徐々に上から下へと段階的に利用してもらうようにしています。その背景として、一般社員の方が上司に研修を受けました!と共有した際に、上司も「その研修、私も受けたよ」と共通言語にしていきたいと考えているためです。逆に、部下が先に研修を受講した場合、その報告を上司が受けた時「そんな研修を受けていたんだ…どんな内容だったのだろう?」となってしまいますよね。
ですから、管理職層に受講してもらってから一般社員に受けてもらう流れの方が、 Smart Boarding を教育基幹システムとして社内に浸透させるには良いと考えています。
②導入当初はコンテンツの選定が難しかったのですが、「このテーマを学んでほしい」という軸を決めることを意識しています。軸があるとコンテンツの内容もブレないです。今もFCEのカスタマーサクセス高橋さんのサポートを借りながら試行錯誤しています。今年は導入2年目になり、実践トレーニングも受講してもらえるように挑戦しています。
竹村様
加えて1か月に1度の「社内報」では、全社員に向けて Smart Boarding のコンテンツをピックアップし、発信しています。ただ単に紹介するだけでは見てもらえませんので、キーワードやポエム、またはクイズ形式で工夫して届けています。
私と安達課長で相談しながら、「今月の社内報は何を発信しようかな…」と候補を出し毎月作成しています。社員の方が少しでも Smart Boarding に興味を持ってもらえる、情報を発信したいです!
▼実際に発信している社内報
竹村様
Smart Boardingの運用を1年間続けた頃、社内向けにアンケートを実施しました。すると、「仕事だけでなくプライベートでも活用できる」「自己スキルの向上に役立っている」といった肯定的な声を多くいただきました。店長など役職のある方からもポジティブな声をいただき、全社として引き続きより良い Smart Boarding の活用をしていきたいです。
安達様
導入当時 Smart Boardingを教育のベースとなる基幹システムにしていきたいと考えていました。まだまだこれから活用を加速させていきますが、社内に浸透させるという点では徐々にできていると実感しています。階層別の研修や、自社コンテンツ、管理職研修との組み合わせなど、それぞれで効果も感じています。
特に管理職研修のフォローで活用していますが、後から動画を見返して復習することができる点は非常に良いです。その場限りの学習ではなく「継続的な学び」ができる仕組みになっていると考えています。加えて、Smart Boarding のコンテンツ動画の短さも弊社に適していると感じています。短時間で効率的に学習が可能ですので、隙間時間に視聴ができています。
安達様
自社のオリジナルコンテンツを作成していきたいと思っています。今はFCEさんのコンテンツを活用することが多いのですが、動画だけでなく社内実践トレーニングなども実施できたらと思っています。
加えて新入社員の入社手続きのコースを作成するといった、研修以外で「業務効率化」にも活用していきたいです。
竹村様
今は個人で動画を視聴することが多いのですが、今後はチームや研修の場など皆さんが集まる場所で、一緒に動画を視聴し意見交換を行うということも実践したいですね。動画を見るだけではなく、意見を伝えあう機会を提供できれば良いなと考えています。
安達様
私は社員の成長を、最大限サポートしていきたいと思っています。会社や仕事において誰しも成長していく必要があります。成長は人それぞれ異なるもので、個々のサポートをしていきたいと考えていますし、私自身そのようなサポートができていることは嬉しく、やりがいもあると思っています。
Smart Boarding だけでなく人財育成・社員教育は、社員の成長をサポートできるものですし、引き続き積極的にしていきたいですね。
竹村様
社員の方にも、新しい気づきや学びを得てもらいたいと常に思っています。 私自身動画を見る前は、「この内容はすでに知っているかもしれない」と思うこともあります。しかし、実際に視聴してみると、「あ、これは忘れていた!」「これは重要なことだ!」と新たな気づきや学びが得られます。
繰り返し学ぶことで自分の中で学びが深まったり、完全に理解できていなかったのだと気づくことができます。そんなきっかけを社員の方にもつくっていただけるよう、積極的に情報を発信していきます!
この記事を書いたコンサルタント
株式会社FCE (編集部)
株式会社FCE 人材育成コラム編集部です。
人材開発/研修を検討中の方、組織力の向上を目指し情報収集をしている方向けに有益なコンテンツを発信していけるようサイト運営をしております。
導入いただいたサービス
「知っている」から「できる」に導く定額制オンライントレーニングシステム
インプット(Eラーニング)だけでなく、アウトプット(オンライン研修)で何度も練習し、実際に現場で成果を出すことにこだわったオンライントレーニングシステムです。
POINT
その他の事例
1つ目の理由として、これまでの研修は単発で実施されており、階層別やテーマごとに体系立った教育のカリキュラムの構築ができていませんでした。あわせて継続的に学べる環境を整える必要があると感じていました。
2つ目の理由として、新型コロナウイルスの影響により、対面での研修が困難になりました。またコントラクトフードサービス事業を展開しているため、以前より各店舗や事業所から受講者を集めて研修を実施することに難しさを感じていました。
この2つの理由から、オンラインで学習が出来るe-ラーニングのシステムの検討をし始めました。