課題既存のコンサルティング力を活かし、顧客課題を解決できる、低単価の商材を提供したい

強みを生かしてドアノック商材を事業展開。新規顧客獲得だけでなく、自社教育として活用し効果を感じている!

対象者層
  • 全社員
導入サービス
  • オンライン研修Smart Boarding

COMPANY

株式会社CBコンサルティング

業種
医療・介護機関の総合コンサルティング

医療、介護、福祉業界に特化した総合コンサルティング事業を展開している株式会社CBコンサルティング様。地域に根ざした医療・介護・福祉業界の「かかりつけコンサルタント」として、経営者の課題を解決する会社を目指しています。今回Smart Boardingのセールスパートナー制度(OEM販売)にて、薬局業界に特化したe-ラーニング 「CBCollege 」 を展開している社長の藤本様にお話を伺いました。

この事例のポイント

業界に特化したコンテンツを作成することで、従来お付き合いが難しい顧客や企業と契約ができた

e-ラーニング事業への参入により、公的機関に弊社のサービスを導入することができました。通常、民間企業のサービスが公的機関に採用されることは難しい中で、業界に特化したコンテンツやサービスの提供が評価され、契約に至りました。その結果、弊社の信頼度が向上し、従来ではお付き合いが難しかった企業とも新たに取引を始めることができ、提案の幅が広がりました。

e-ラーニングが、自社商材に繋げるきっかけとなった

弊社は薬局業界に特化した経営コンサルティングを提供しており、「かかりつけコンサルタント」として経営者の課題解決を支援しています。e-ラーニングサービスの提供を通じて、顧客先への定期訪問が増え、関係性を深めることができました。その結果、最終的には自社の他の商材へと繋げることができるようになっています。

自社のコンサルタントの成功事例や知識を共有して、社員の頑張りを見える化

自社でもe-ラーニングを活用し、全国の拠点にいるコンサルタントたちが成功事例や知識を共有しています。これにより、社内のナレッジ共有が進み、他のコンサルタントの技法を参考にすることで新たな案件発掘に繋がるなど、「見える化」が進みました。社員同士の頑張りが見えることで、モチベーション向上にもつながっています。

INTERVIEW

従来の運営方法では難しい医療・介護業界に、解決の糸口を提供したい

ーe-ラーニング事業へ参入を決めた当時、抱えていた課題やきっかけがあれば教えてください。

藤本様

医療や介護業界では、社会保障費の増大に伴い効率的な運営が強く求められる時代になってきました。このような背景の中で、戦略的な経営が不可欠となり、従来の運営方法では難しい医療機関や薬局も増えたことが、薬局業界に特化したe-ラーニング 「CBCollege」事業を始めるきっかけとなりました。

もう少し細かくお伝えすると、3点理由があります。

1つ目の理由は、「薬局・医療・介護に特化したコンテンツが市場に少なかった 」ことです。医療・介護業界における外部環境の変化により、経営効率の向上がますます求められるようになり、従業員の成長や体系的な教育が必要不可欠となってきました。しかし、社内の薬剤師や従業員のリスキリングを効率的に進める手段が乏しく、既存のe-ラーニングサービスでは一般的な内容が多く、薬局業界に特化したものは見当たりませんでした。そこで、私たちは自社で薬局・医療・介護に特化した動画コンテンツを提供することを決め、e-ラーニング事業を立ち上げました。

2つ目の理由は、「本サービスを通じて自社商材に結びつけたい」ということです 当社は薬局業界特化型の経営コンサルティングを提供しており、事業戦略の立案や人事制度の構築、M&A支援などを行っています。そのため、顧客との中長期的な関係構築が非常に重要です。ただ当時の商材は高単価の支援をメインにしており、まず契約してもらうことに時間がかかるという課題がありました。だからこそ、より単価の低いドアノック商材としてe-ラーニング事業を始めました。e-ラーニングをきっかけに定期的な訪問を通じて関係を深め、最終的に自社商材へとつなげる効果を期待しています。

3つ目の理由は、「ストック型の売上や収益が期待できる」ことです。当社のビジネスはフロー型が多く、売上に季節的な変動があります。その中で、ストック型の収益が期待できるe-ラーニング事業は、経営面でも非常に魅力的です。さらに事業規模の拡大をしたいと思ってますし 、ストックビジネスの重要性を実感しており、その可能性を広げていきたいと考えています。

ー他OEMサービスの中で、弊社をお選びいただいた理由を教えてください。

藤本様

FCE社のコンテンツには、新卒研修やビジネスマナーなど、「誰もが身につけておくべき基本的なスキル」を扱った動画が豊富に揃っている点が魅力的でした。こうした基本スキルは重要でありながら、体系的に教える機会が少なかったり、新卒には教えても中途採用者には教えなかったりすることが多くあります。しかしFCE社のコンテンツでは、ビジネススキル・マナーといった基礎的な内容もラインナップに含まれていたので、魅力的でしたね。

薬局に特化したe-ラーニングシステムを構築し、お客様の経営課題の解決を支援!

― CBCollegeはどのような課題を抱えている方に向けたサービスでしょうか?また、その課題をどのように解決できますか?

藤本様

CBCollegeは、薬局業界に特化したe-ラーニングシステムです。業界特化であるため、その強みを活かし、「より専門的なオリジナルコンテンツの動画」を企画し追加しています。定期的に有識者を招いたオンラインセミナーを開催し、そのセミナーを録画してe-ラーニングにアップすることで、受講者に付加価値の高いコンテンツも提供しています。

▶CBCollegeについて、詳しくはこちら

また CBCollegeと組み合わせて、研修プログラムの実施も行っています。薬局経営者向けに「マインドセット研修」、経営者としての基礎知識・論理的思考やクリティカルシンキングを学べる「経営戦略研修」などです。

私たちは地域に根ざした医療・介護・福祉業界の「かかりつけコンサルタント」として、 いつでも困ったときに相談できる信頼関係を構築することを目指しています。単なる教育サービスに留まらず、継続的なサポートを通じて、経営課題の解決を支援しています。

― CBCollegeを展開する中で、工夫していることはありますか?

藤本様

何か問題が生じたときやアイデアに行き詰まったときには、FCE社の担当者さんに相談することを大切にしています。まだ具体化していないアイデアや漠然とした悩みに対しても、迅速に対応していただけるため、とても助かっていますね。CBCollege事業を成長させていくことの相談にも乗ってもらえますが、ほかにも薬剤師会との契約に関する悩みを相談したときは、FCEの担当者さんが迅速にアドバイスをくださり、実際の対応も素早く進めてくれたことは大きな支えになりました。

 事業以外にも社内の理念研修について、内容が決まらず相談したところ、その場で具体的な提案をしてくれたこともありました。事業はもちろんそれ以外の相談も、FCE担当者さんが丁寧なサポートをしてくれるので、とても信頼しています!

―貴社内において、 CBCollege をどのように活用していますか?

藤本様

CBCollege をまずは全社員に見てもらえるように研修プログラムを作成するとともに、 「CB value Award」という表彰や、係長クラスの中堅社員が「訪問時のトークネタ」の共有にも活用しています

CB value Awardは、半年に一度、各拠点で成功事例を発表し、全員で共有する取り組みです。お客様との成果や事業の成功などを発表し、投票で最も優れた事例が表彰されます。表彰以外にも他の社員から「これいいね」とコメントし合えるようになっています!新卒社員が配属2ヶ月で案件発掘を成功させた例もあり、若手社員の努力や成長が見える機会となっています。

加えて、係長クラスの中堅社員が「訪問時に話題にできるコンテンツ」をe-ラーニング上に載せています。例えば、時事ネタや薬局関連の最新ニュースを動画形式でアップし、訪問時のトークネタとして活用しています。

また、全国各地の案件をすべての社員が把握することは難しいため、「M&Aでの成功事例や失敗事例」を共有しています。各事例での成功の要因や改善点を全社で学び合い、情報を共有することで、社員間の知識や経験を深めることができています。

業界に特化したサービスを展開することで、従来お付き合いが難しい顧客や企業と契約ができた

―OEM事業への参入後、良かったエピソードや効果はありますか?

藤本様

2点あります。

1つ目は、CBCollege を通じて他の自社商材へプラスの効果を感じています。e-ラーニングという新しい切り口によってお客様との接点が増えただけでなく、今までとは違うお客様とお会いできる機会が増えました。

弊社のコンサルティング事業はM&A支援など高単価の取引が一般的ですが、eラーニングは比較的低コストで提供できるため、導入のハードルが下がります。その結果、お客様が「まずはe-ラーニングから試してみようか」と感じていただく機会が増え、幅広い層との接触が可能になりました。eラーニングを導入いただくことで、お客様と「長期的な関係」を築くことができ、場合によっては高単価のコンサルティング契約に繋がる場合もあります。結果的に、ビジネスの幅が広がっていると効果を感じています!

2つ目は、 CBCollege の公的組織への導入が決まったことで、自社の信用力が大きく向上したという副次的な効果です。公的機関との取引は、民間企業にとって非常に難しいものです。公平性や中立性の観点から、民間企業と連携することに慎重な姿勢を取ることが多いため、関係を築くには多くの時間と信頼が必要です。しかし、今回のe-ラーニング事業展開を通じて、公的機関、薬局・関係者からの信頼が大幅に向上しました。通常であれば取引が難しい組織や企業とも、新規契約を結ぶことができたのは、e-ラーニングサービスを提案できたおかげです。公的機関と契約できたことで、当社の信用も大きくなったと思っています!

ー今後、OEM事業をどのように展開していきたいですか?

藤本様

当社の強みである業界特化型のコンテンツをさらに充実させることはもちろん、オンライン研修に加えて、「対面研修や導入企業同士が交流できる場」を提供することで、本サービスの付加価値を一層高めていきたいと考えています。

また、本サービスは利用する人数が多いほど効果が高まる特性があります。そのため、一定規模の企業を対象にした「新規開拓の商材」としても、OEM事業を積極的に活用していきたいと思います。

ー貴重なお話、ありがとうございました!

この記事を書いたコンサルタント

株式会社FCE (編集部)

株式会社FCE 人材育成コラム編集部です。
人材開発/研修を検討中の方、組織力の向上を目指し情報収集をしている方向けに有益なコンテンツを発信していけるようサイト運営をしております。

導入いただいたサービス

対象者層
  • 経営者層
  • 管理職層
  • 人事責任者層

「知っている」から「できる」に導く定額制オンライントレーニングシステム

インプット(Eラーニング)だけでなく、アウトプット(オンライン研修)で何度も練習し、実際に現場で成果を出すことにこだわったオンライントレーニングシステムです。

POINT

  • 4つに体系化された70種類のオンライントレーニング
  • 階層別にコース化された360種類以上のeラーニングコンテンツ

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