課題保険業法など遵守すべき各種法令等や商品知識の習得等、全社員が意識を持って取り組むことができ、かつ受講状況の把握や受講歴を簡単に把握できる環境を作りたい。

SmartBoardingに”全社員”がいつでも学べる環境を整備!発信側・受講側ともに工数削減・業務効率化も実現できました。

対象者層
  • 全社員
導入サービス
  • オンライン研修Smart Boarding

COMPANY

日鉄保険サービス株式会社

業種
保険代理業

日本製鉄グループの保険代理店として「⻑年培ってきた保険サービスの提供を通じて、企業の健全な発展と人々の安全・安心な生活に貢献する」ことを企業理念に掲げている、日鉄保険サービス株式会社様。今回は、総務人事部の薬師寺様、保険募集管理部の徳永様にお話を伺いました。

この事例のポイント

研修を動画化することで、工数削減や業務効率化に繋がった

研修を動画にしたことでリアルタイムでは長々と説明していた項目も、ポイントを押さえて効率的に説明するようになりました。また、時間や場所に縛られずに研修を実施できるため、講師・受講者双方の負担が減りました。

コンプライアンス教育等、全社員の受講が必要な教育の推進・管理が容易にできる

保険代理店として、コンプライアンスは会社存続にかかわる重要な姿勢であることを、全社員が認識できるように取りくんでいます。Smart boardingは、受講状況を見える化できるので、全社員が受講必須の研修では特に有効なツールとして活用しています。

アンケート機能で、社員の意識調査、日々の重要な注意喚起もできている

社員向けの意識調査やアンケートは、従来メールとExcelを使って対応していましたが、 Smart Boardingのアンケート機能を活用することで、効率的に社員の意見集約や注意喚起等に役立てています。

INTERVIEW

繰り返し学び続ける社員教育プラットフォームとして導入を決意

― Smart Boardingを導入された当時抱えていた課題があれば教えてください。

薬師寺様

学びを自分のものとして定着させ、繰り返し実践できる仕組みとして、Smart Boardingの導入を決めました。
当時、全社員が1年かけて7つの習慣(R)Business Ownership研修を受講しました。しかし、研修を一度受けただけでは、学んだことが一過性のものになってしまいます。そこで、「7つの習慣(R) 」の復習に役立つコンテンツやエッセンスが含まれている Smart Boardingを紹介いただきました。

徳永様

加えて、私たちで独自のコンテンツコースを作成し、学習することも可能であることも魅力的でした。弊社は保険募集に関わるため、商品知識やお客様への説明に関するルールが厳格化されており、それらを徹底的に学べる効率的なツールとしてSmart Boardingを導入しました。

コンプライアンスなど、会社の存続に関わる教育を全社員が受講できている

―Smart Boardingをどのように活用していますか?

薬師寺様

自社内の研修で、「出欠確認」の管理・把握に利用しています。

以前は各拠点の支店長が講師となり、対面で研修を行っていました。その際、研修の実施状況をExcelで管理し、参加者にはそのExcelを提出してもらっていました。しかし、当日参加できなかったメンバーについては、研修を受けたかどうかを自己申告に頼るしかなく、研修管理が難しい状況でした。

2020年にSmart Boardingを導入し、同時にWeb会議システムを取り入れたことで、研修の様子を録画して欠席者に提供し、受講管理がより効率的に行えるようになりました。誰が研修を受けたか、受けていないかが一目でわかるようになり、管理が非常に簡単になりました。

特に保険代理店には「いつ、どのような研修を行っているか」を正確に管理・把握することが求められるため、Smart Boardingにはとても助けられています。

徳永様

②Smart Boardingの「アンケート」機能も頻繁に活用しています。

これまではExcelファイル等で作成したアンケートを社員に配布し、回答をメール等で回収していました。今では Smart Boardingのアンケート機能やテスト機能を活用しています。「社員の意識調査」を実施し働きやすい環境づくりに役立てたり、支店長や本社の部門長向けに毎月チェック項目を発信し、セルフチェックや注意喚起を行なう等の活用をしております。
加えて最近では、商品のロゴキャラクターを決める際にもアンケート機能を使って社員に投票してもらいました。以前のようにメールからExcelデータを抽出したり、データを取りまとめたりする手間はないので、とても助かっています。

▼アンケート機能の使い方

― 全社員に浸透していくために、気をつけていること、工夫していることはありますか?

薬師寺様

全社員が「必ず受けなければならない」という認識を持つことが重要だと考えています。特に保険代理店業では、法律違反に関わる事柄は、お客様に迷惑がかかるだけでなく、会社の存続にまで影響を与える可能性があります。そうした意識を全社員で共有するために、徹底した取り組みを行っています。

例えば、個人情報の管理に関する研修は、全社員が必ず受けるべきものとして動画コンテンツで学習してもらいます。研修後の回答や動画の視聴履歴を確認して、全社員が視聴しているかを把握します。Smart Boardingを活用することで、コンテンツを視聴していない場合、つまり学習の記録がない場合は法律違反になり得るという認識を社員に徹底しています。

それでも受講していない社員がいる場合は、研修の発信者として「全社員に必ず受けてもらう」という姿勢を崩さず、個別にフォローアップを行っています。こうした取り組みを通じて、社員全員が研修を受けることが当たり前であるという、会社の文化を醸成しています。

発信側・参加側ともに、負担軽減につながっている

ーSmart Boardingを活用して感じる効果、具体的なエピソードはありますか?

薬師寺様

Smart Boardingを導入して、社内研修における受講管理の生産性が向上しただけでなく、新入社員の育成にも活用し効果を感じています。

弊社では中途採用をメインで実施しており、入社時期がバラバラです。新入社員が入るたびに研修を行い、毎回同じ内容を私たちから説明していました。そこで、研修のガイダンスを録画し、Smart Boardingに動画をアップロードすることにしました。

弊社独自のツールの使い方やPC設定など、SmartBoardingを見ればいつでも学べる状態に変えました。その結果、リアルタイムで研修を実施する必要がなくなり、受講者は空いた時間で研修を受けられるように変わりました。工数削減ができたことで、業務効率化につながりました。

徳永様

研修を実施する側、受講者側の両面で、負担軽減につながっていると思います。
以前は各支店に赴いて研修を行っており、話す側としては「あれもこれも伝えたい」と研修自体が長くなりがちでした。特に、コンプライアンスに関する内容はどうしても時間がかかってしまいます。
Smart Boardingを導入後、最後まで動画を視聴してもらうために「要点を絞った短い動画を作成し、効率よく情報を伝える」ことに注力しました。研修側は動画配信を通じて出欠確認ができ、受講者は自分の都合の良い時間に視聴でき、動画も短く視聴しやすい。お互いに、負担が軽減された点も非常に良かったです。

ー今後、Smart Boardingどのように活用していきたいですか?

薬師寺様

FCE社が提供している学習コンテンツをもっと積極的に活用していきたいです。保険代理店の枠にとらわれず、一般的な企業として社会人として、身につけるべき知識・スキルを学べる動画やオンライン講座が提供されています。社員が積極的に勉強できるように促していきたいですね。

加えて、今後は変化の激しい中で会社がし成長し続けるためにも、「目指すべき人財像」を明確にして体系立てた学習カリキュラムとSmart Boardingを連動していきたいです。

ー貴重なお話、ありがとうございました!

この記事を書いたコンサルタント

株式会社FCE (編集部)

株式会社FCE 人材育成コラム編集部です。
人材開発/研修を検討中の方、組織力の向上を目指し情報収集をしている方向けに有益なコンテンツを発信していけるようサイト運営をしております。

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  • 経営者層
  • 管理職層
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