リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
タイパ重視
まさに「時は金なり」。
いや、時間はお金よりも貴重なものだということを、証明するかのような考え方なのだと思います。
通勤中に、動画を見ながら歩いている若者を見るたびに、これもタイパを上げるための一環なのだろうなと思いつつ、何かにぶつかったり側溝に落ちたりしないことを願うばかりです。
この「タイパ」の考え方は、よく「Z世代」の象徴のように扱われるようですが、本当にそうなのか、考えていました。
たとえば、「動画を1.2倍とかの速度でインプットする」等がよく言われますが、これは私が学習塾で働いていた頃に先輩から教えてもらったことと重なります。
「生徒は集中力が切れやすいから、50分の授業に集中させるには、ベースは早めの口調で」
タイパを考えて1.5倍で動画を見ると、聞くのに集中するから何倍もの勢いで吸収できるという見方ですね。
どう日々を過ごすのか
ここで、タイパについて、それがよいとかそうでないとかを論じるつもりは一切ありません。
「無駄なことにこそ、大事な何かがある」とかですね。
私自身は、タイパ重視にはその良さがあると思いますし、そうでない考え方にも、その良さや重要性があると思っています。
私がこの「タイパ」について考える中で1つたどり着いたことは、
「自分の人生の時間に、限りがあるという認識で日々を過ごしているか」
ということです。
こんなことを考えるあたり、歳を取った証拠なのかもしれませんが…。
もっと短い範囲で言うと、1年や1ヶ月、1日の限られた時間を意識しながら生きているだろうか、ということです。
人生の中で、
「あの時ああしておけばよかった」
「どうしてあのような選択をしてしまったのだろうか」
と、後悔をしたことは限りありません。
なぜ繰り返してしまっているのかというと、私の場合は「まだ先(残り)がある」と、どこかで思っているから。
これをお金に置き換えたら、財布の中身の残りが少ないのに、後悔するようなお金の使い方をするでしょうか。
もう残りがわずかだ・・・ということに気付いたときに、初めて使い方を真剣に考え始める、ということも少なくないはずです。
私がまさにそのタイプ。
そう考えると、タイパを重視するというのは、限られた人生の時間をより有効に使うために、とても大事な考え方なのではないかと思います。
残された時間の使い方を考える
私自身は、残された時間の方が少ない側の人間です。
だからこそ、その残った時間を最大限に、「ああしておけばよかった」という後悔をしないためにも、残された時間の使い方を、改めて真剣に考えよう。
そんなことを、「タイパ重視」の話から考えました。
なんだか湿っぽくなってしまいましたが、以上です!
皆様の「働くをもっとおもしろくする」きっかけになれたら嬉しいです。
FCEトレーニング・カンパニー平井でした。最後までありがとうございました。
PS
私の場合、動画を1.5倍速で聞いても、何度も戻って聞き直すので、集中はできるものの、どうやらタイパは良くないようです。