リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
もうすぐ1歳になる息子がいますが、歯が生えたり、急に立つようになったりと成長するのは早いなと実感しています。
息子の成長に負けじと、新たな業務を覚える際に私が意識していることを紹介します。
覚えることと、使えることは違う
私が業務の際に意識していることは、
「知識を身につけて、意識的に使い、無意識でできるようになる」
ということです。
文字にすると当たり前のように見えますが、私はこの当たり前のことができていませんでした。
FCEグループでは「DIPS」という“正しい仕事の仕方”が体系化されているものがあり、入社研修で教わります。
研修では確認テストもあるのですが、そこで合格したため、覚えられたと満足した気分になっていたんです。
しかし、入社研修から1か月のタイミングでグループ代表の石川と話す機会があり、研修で覚えたはずの内容を聞かれた際に答えることができませんでした。
そこで石川から、
「覚えることと、使えることは違う。」
「この場で答えられないということは日頃から使えていないということだ。」
という言葉をいただきました。
私はその時に、
「研修テストに合格することが目標になっていたのではないか?日頃の業務で使うことを意識しながら覚えていたのか?」
と自身の認識の甘さを痛感しました。
知識は一度身に付けただけではすぐに忘れてしまいます。
「無意識」にできることを増やしていく
有名な研究結果で、人は覚えたことを、
・1日で約67%
・1週間で約75%
・1ヶ月で約80%
忘れると言われています。
一度覚えたからと言っても使っていなければ、徐々に忘れていってしまう。
だからこそ「意識的に見る・覚え直す」という行動が重要です。
私は石川と話をした翌日から、
・正しい仕事の仕方の表を毎朝見る
・業務で行き詰った際に、正しい仕事の仕方に当てはめられる箇所はないか調べて実践する
など、「意識的に」実践しました。
すると以前は覚えているか怪しかった項目が、スラスラと答えられる(使える)状態になったのです。
新たな習慣を身に付けるには約3週間かかると言われています。
知識が定着するのも同じくらいとのことです。
つまり3週間「意識的に」行うことで、「無意識」でもできるようになるということ。
ただし、まずは土台となる「知識」がないと何も実践することはできません。
だからこそ「知識→意識→無意識」の順番です。
言葉にしなくても実践できている人は多いかもしれませんが、理解すると「意識的に」実践できるようになるため、今回紹介させていただきました。
私もどんどんチャレンジして、「無意識」にできることを増やしていきます!
以上、黒原でした。