リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
さて皆さん、突然ですがこんな経験をしたことはありませんか?
「部下に指示したはずなのに、やってくれない」
「指示した内容を言われた瞬間はやる、けれど後が続かない」
「依頼した仕事が中々納期通りに対応してもらえない」
私はずっとこの悩みを抱えていました。
少しずつ改善に向かっていますが、今も自分の頭を悩ませている部分の一つです。
今回は私がプレイングマネージャーとして感じたマネジメントの悩みでもあり、 反省した出来事があったので共有します。
指示をしても、なかなかやってもらえない
私は『Smart Boarding』というeラーニングの営業をプレイヤーとしてやりながら、チームのサブマネージャーをしています。
私のミッションの一つはチームで『Smart Boarding』の目標を達成すること。
目標達成に向けて、自分だけが成果を上げるではなく、 メンバー一人ひとりが成果を上げることがとても重要です。
一人ひとりの現状把握、
課題の抽出、
それを踏まえて チームの方針を立てる…
などなど、やることは多岐にわたります。
そのため、弊社ではCRMのツールを導入しました。
CRMツールはお客様との商談の履歴や商談状況などを各自が入力して 情報を一つに蓄積することができるので、現状把握の効率化やチームの連携が高まるはずなのですが…
導入してしばらくは一部の人が活用するだけに留まり、全員が見て活用するまで浸透していませんでした。
むしろ使っていない人の方が多い状態…
そんな中、『Smart Boarding』のセールスチームでもメンバーが増えてきたこともあり、 社内的にも活用を強化していく方向性になりました。
「お客様と打ち合わせをした履歴を残そう」
「いつまでにどのくらいの面談があるのか?」
「活動履歴はここに入れておこう」
などなど…運用ルールを定めてやってみるものの、ふと蓋を開けてみると 個人の履歴が全然残っておらず…
メンバーが入力していないことに気づけば再度指示して伝え、 またやってもらう。
またもう一人がやっていないと指示して対応してもらう 。
この連続の毎日でした。
どうしてやってくれないのか?と頭を悩ませる日々。
そしてふと我に返り、自分はマネージャーとしてどうなんだろうか?と考えてみたんです。
「自分だったらどんなマネージャーについていきたいと思うだろうか?」
「自分が尊敬するマネージャーってどんな人だろうか?」
色々自分に問いを立て、繰り返し考えました。
すると、一つのチームを持つ人間として、大事にしていきたい“あり方”がはっきりしたのです。
それは、「発言に責任を持つ」ということ。
発言に責任を持つ
自分が誰かに伝えた言葉や指示、発言に対して
“そもそも自分は実行を継続できているか?”
ということです。
そういう自分は?抜けもれなく入力できている?
と自分に問いかけた時に 完全とは言えませんでした。
忙しさを理由に履歴を入力できていない時は多々あり…。
指示した本人が完全とは言えないのに、メンバー一人ひとりがやってくれるはずはないな とものすごく反省しました。
そこからその事実をメンバーに伝え、 まずは自分から徹底していくことを宣言。
実行に移し始めてからは、 少しずつ運用が浸透しつつあります。
この経験から私は心底思いました。
人を変えることはできない。
ただ、自分の行動はすぐに変えられると。
組織のルールや文化を変えたり、新しい取り組みを試したり。変化を伴う時は、必ず自分にも他の人にも負荷がかかります。
慣れていないことを習慣化することはものすごくエネルギーが必要です。
ただ、待っていても変わらない。
変化を生み出すためにはまずは自分自身が率先して行動をし続けること。
そして自分から変わること。
その姿勢が大事だと、痛感しました。
まだまだ至らない点はばかりですが、 仕事や日常を通じて得た気づきをこれからもシェアしていきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。
中野でした!