リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
「いつか、隅田川の桜を見に行けたらねぇ」
両親は神奈川県に住んでいますし、私も現在は東京スカイツリーの近くに住んでいるので、隅田川の桜くらいであれば、いつでも案内できる状態にある、
むしろ、それに対してだいぶおあつらえ向きと言っても過言ではない状況だと思います。
ですが、私が母からこの言葉を聞くのは、実は初めてではなかったのです。
「いつか」は永遠に来ない
私にも、嫌というほど経験があります。
“いつか、〇〇ができるようになったらなぁ。”
“いつか、こんな夢が実現できたらなぁ。”
夢や目標のようなものから、休みの日にちょっと何かをしようと思ったというレベルのことまで、
いろんなものを「いつか」という便利な言葉で片づけてきたような気がします。
もうお気づきかと思いますが、この「いつか」について、私が実現できたことはほとんどありません。
もちろん、何も思い描かないよりはよっぽどマシかもしれませんが…
私の場合は、だいたいにおいて「できない言い訳」「やらない言い訳」が優先される結果になってしまうのです。
なぜだと思いますか?
答えは、それらのことは、“「いつか」実現できればいい”、という程度の位置づけのものだからです。
“絶対に実現したい!!!”
と、思うことであれば、「いつか」なんて悠長なことは言っていられないし、逆に「いつか」のまま時間を経過しているのであれば、その程度の願望なんだろうということになります。
「夢に日付を」という有名な書籍がある通り、期限がなければ、ただの夢や願望で終わってしまう、
ということなのではないでしょうか。
家族との会話・・・続
だから、聞いてみたんです。
「本当に見たいと思っているんだったら、来年のいつ行くか、決めればいいんじゃない?」
演劇であれば、チケットの日付と時間が決まっていて、その通りに行かなければ観劇することはできません。
日付も時間も決まっていないのであれば、自分で決めなければ、実行される確率は格段に下がってしまうでしょう。
自分にとって大事なことであればあるほど、なるべく早いタイミングで、いつまでに実現するのかを決めてしまう。
間違いなくそれが、実現への一番初めにやる行動なのだと改めて感じることができました。
ほんの少しの差かもしれませんが、こういうことの積み重ねが、自分の人生を決定づけると思うと、本当に面白いですね。
皆様の「働くをもっとおもしろくする」きっかけになれたら嬉しいです。
FCEトレーニング・カンパニー平井でした。
最後までありがとうございました。
PS
ここに日付は書きませんが、「いつ隅田川の桜を見に来るか」を両親と決めました。来年が楽しみです。