リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
わたし、2015年に入ってから、1つ決めたことがあります。
それは…。
「主体的になるの、やめます」
…え、7つの習慣を伝えている会社の人がそれでいいの?!
…研修会社の人だよね?
そんなみなさまの声が聴こえてきそうです(笑)。
勘違い
なぜそう思ったか?そもそも、わたし「主体的である」ことや「主体性」の意味を
勘違いしていたことがわかったんです。
こんなことがありました。
他部署の会議に参加していた時のことです。
会議では色々とアイデアも出て、
どんどん進めたい、と思うことがたくさんありました。
でも、周りのメンバーもとても忙しく、
わたしが得意な分野でもあったので
「わたしやります!」と言って、引き受けることにしました。
でも、その時わたしは、本来の自分の業務でやるべきこともあり、
それでもいっぱいいっぱいな状態(笑)。
その結果、やるべき仕事も、新しい仕事も、
どちらも納期にも遅れ、きちんと全うできないということがありました。
何がいけなかったの?
もちろん上司にも叱られましたし、自分でも「なんて仕事の仕方が悪いんだ」と思い反省しました。
でも、冷静に自分の時間の使い方を見直すと、
無駄な時間を過ごしていたわけじゃないんです。
『何がいけなかったんだろう?』
そう思い、振り返っていた時に、
実はこういう出来事は今に限らず、よく起こるなあ、と感じたのです。
やりたい、やらなくちゃ、と思って自ら仕事を積極的に引き受けたりするけど、
結局どうにも回らない。
なんとかやるべきことはやるけど、イマイチ評価もされない。
心のどこかでは「わたし、こんなに頑張っているし、主体的なのに!」
と思っていました。
「主体的=積極的」じゃない
そんな中、『7つの習慣』を読み返していたら、このような言葉がありました。-----------------------------------------------------
「主体性とは、自発的に率先して行動することだけを意味するのではない」
「主体性のある人は(中略)
自分の行動は、状況から生まれる一時的な感情の結果ではなく、
価値観に基づいた自分自身の選択の結果であることを知っている」
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もちろん、本も何度も読んでいましたし、
頭では十分わかっているつもりでした。
でもこの文章を読んで改めて気づいたんです。
わたしは、
「何事にも積極的にがんばろうとする自分」
が「主体的」であることだと思っていたんです!
仕事において人から何かを頼まれたり、
突発的に細かい依頼事をされると、
自分の時間や、本来のやるべきことを後回しにしてで
「やります!」と手を挙げてしまったり、
そこまでやるの?と言うくらい手をだしてしまったり。
なんでそうするかというと、結局わたしは、
「自分の価値観や、一番優先すべき成し遂げる目的」
に向けて時間を使うこと以上に
「積極的に関わろうとすることで、周りから評価されたい」
という気持ちで、行動を選んでしまっていたんですよね。
つまり、何でも「やります!」と言ってしまった方が楽だっただけなんです。
見直す
心のどこかで「わたしがやらないとしょうがない」
「どんなことでも自ら手を挙げて、行動することが“良いことだ”」
「そして、それが主体的であることだ!」
と勘違いしてしまっていたんだと思います。
もちろん、積極的なことは良いことですし、
その姿勢自体を自分で「悪い」とは思っていませんが、
その結果、「本当に自分が大事にすべきこと」
をできないのであれば、本末転倒ですよね。
もう既に「習慣」にすらなっている、
自分の弱さだなあ、とも感じたので、
自分の日々の行動や、仕事の受け方、目標設定の仕方も見直してみました。
その結果どうなったか…については…
もう少し実践してから、また今度!お伝えさせていただきたいと思います^^
自分を見直す
こういう自分の弱さに気付けるのは、一緒に仕事をしてくれる人や、読む本など、
自分以外の「他者」のおかげだなあ、と最近心底思います。
実は、最近わたしも他の会社の研修を受けたのですが、
そこで感じたこと、学んだことも大きかったかもしれません。
・もうちょっと自分のことを振り返ってみたいな
・自分の目指すことや強みや弱みを、考える機会が欲しいな
と感じられる人は、そういう目的をもってセミナーなどでるのもおススメです!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。