リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
こんにちは、講師の平井 純(ひらい じゅん)です。
「メンブレ」「おけまる」「なうしか」
突然ですが、最近若い方の間で使われている言葉だそうです。どういう意味か、皆さんはご存知でしょうか・・・!?
私が子どもの頃にこんな言葉はなかったと記憶しているんですが、いわゆる「間違った日本語」とか「乱れる日本語」とかいうようです。
そういう言葉を使ってしまったら本当にダメなのでしょうか・・・?
それだけで礼儀知らずとか、失礼だとか言われてしまうのでしょうか・・・?
あの言葉遣いが”多数派”に
この前、新聞でこんな記事を読みました。さっきの話の続きです。「乱れる日本語」の代表のような言葉についてです。文化庁が発表した「国語に関する世論調査」によると、「ら抜き言葉」を使う人が多数派になったそうです。1995年度の調査開始以来、初めてのことらしいですね。”本来の日本語”の使い方からすると「ら抜き言葉」は、間違っているということになります。この記事は、半数以上が間違った日本語を当たり前のように使っている、正しい言葉を使わないと、とも書いていました。
ただ、私はこの記事を見た時に、「もっと正しい日本語が使われるように注意しないと!」等とは思いませんでした。
いったい何が正しいのか・・・
私は前職で学習塾講師で国語を担当していました。その頃の自分だったら、「間違っている」と正していました。そうしなければ、テストで点が取れませんからね。
ただ、今は全く違う立場に立っています。
先述の「ら抜き言葉」はただの一例であって、昔とは異なった使われ方をしている言葉は他にもたくさんあります。
・そんなの全然オッケーだよ!
・こちらのほうでよろしかったでしょうか?
・すごい大きい問題がある。
例を挙げればきりがありませんが、ごく当たり前のように使われているんですよね。私は普通に聞き流してしまうことが多いです。
ちなみに古い話ですと、清少納言が「最近の若者の言葉は乱れている・・・」と嘆いていたということが記録されています。なんと1000年前!
だから私は、言葉が変わっていくのはある程度仕方がない部分もあるんじゃないか、と思っています。
では、”間違った言葉遣い”の中にある本当の問題は何なのでしょうか?
言葉遣いもマナーの一つ
言葉遣いは、身だしなみや動作などと同じ、マナーの一つです。マナーの基本は、「相手の立場に立って行動し、発言をすること」であり、「評価者は常に他人である」ということです。つまり、言葉遣いという観点だと、年齢や相手の価値観などを考えたうえで、相手に合わせた言葉を使う、というのが「正しい使い方」ことになります。「間違った言葉遣い」をすることで不快な思いをさせる可能性が上がってしまうから、正しい言葉遣いが必要なわけですね。逆に、「正しい言葉」を使うことで他人を不快にさせるのであればマナーではないということです。「慇懃無礼」という言葉もあるように、丁寧さが逆に失礼にあたることもあるんです。
場面に合わせた使い分けをするためには、そもそも「正しい言葉遣い」を知らなければなりません。「正しい言葉遣い」を覚えていなかったら、崩して使うこともできませんからね。正しい言葉遣いを学ぶことで、言葉遣いに自信がついて、目上の方とのコミュニケーションやお客様対応が前より少しだけうまくいき、気持ちも前向きになれます。
このコラムがあなたの「働くをおもしろく」するお役に立てれば幸いです。
セミナーなどでお会いできるのを楽しみにしております。
以上、平井 純(ひらい じゅん)でした。
追伸、、、メンブレ、おけまる、なうしか
メンブレ ⇒ 「メンタルブレイク」の略。落ち込んだということらしいですね。おけまる ⇒ 「オッケー。」のこと。「。」を「まる」と読むらしいです。
なうしか ⇒ 「今(ナウ)」+「~しかない」=「今しかない!」
「今でしょ!」はもう古いそうです。。
もう、日本語は難しいですね(笑)
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