2017.02.23 2023.08.09
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なぜ、トップダウンではダメなのか?

【目次】


 
こんにちは、FCEの藤原です。
今、私は「トップダウンの組織から社員が自走する組織風土へ変革する5つのポイント公開セミナー」というセミナーをやっています。とても人気があるので、今日はそこで話している内容をそのまま、一部、お話したいと思います。

なぜ、トップダウンではダメなのか?

なぜ、社員が自走する組織風土へ変革する必要があるのか? を考える上で、逆説的に、こんなことを考えてみたいと思います。

「なぜ、トップダウンではダメなのか?」
「トップダウンでもいいんじゃないの!?」

ということです。まず、時代の変化について考えてみましょう。今の時代は、環境変化が激しいと言われていますが、少し前の時代は、こんな風に言い表わされていました。

昔の会社やチームは、ボートだった

例えば、静かな湖の上に浮かぶボートがあって、そのボートのリーダーが企業の経営者です。その経営者が「こっちだぞー!こっちに進めー!」と言ったら、社員はその方向に向かって一生懸命に漕ぐ。これが昔の時代だった、と言われています。

この時の特徴は、前を見ているのは、リーダーだけ、ということなんです。ボートってオールを漕ぐ人は進行方向は見てないじゃないですか?ですので、経営者はトップダウンで、「お前ら、こっちに進めー!!」とやればよかった、と言われています。

それは時代が高度経済成長期で、時代の先を読むことができたからです。この先、日本はきっとこうなるだろう、というのがある程度読めたので、経営者もしくはリーダーが、「こっちだー、こっちに進めー!」とやればよかった。ただ、今はこうなったと言われています。ラフティングのようになった、と。
 

ラフティングのような経営

今の時代、経営環境は、どんどんどんどん変わっていきます。ですので、「こっちだぞー!こっちに進めー!」と言っても、それを言い終わるころには、「今度はこっちだぞー!」という感じになるわけです。

ラフティングはまさにそうですよね。ボートはぐるぐるぐるぐる回るわけです。ぐるぐる回りながらも、前に進まなければならない。ですので、ボートに乗っている一人一人は何をしているかというと、一人一人が、まずボートを沈まないようにコントロールしています。

いちいち指示されないんです。ですが、経営者が「こっちだぞー」と言ったら、その方向にボートを進めるんです。

重要なのは、社員が自走するということ

ここから何が読み取れるでしょうか?実はラフティングってリーダーはいるんです。なので、リーダーは「あっちだ、こっちだ」と指示出ししているんです。ですが、一人一人がボートを沈まないようにしながら、リーダーに言われたように、進みたい方向にボートを持って行くんです。

セミナーのタイトルが、「トップダウンの組織から社員が自走する組織風土へ変革する5つのポイント」となっていますが…これだと、なんかトップダウンが悪い…ダメ…というように見えるかもしれませんね。ですが、セミナーで解説をしていますが、トップダウンがダメなわけではないと思っています。実際に、トップダウンでどんどん業績を伸ばし成長している企業もたくさんあります。

重要なのは、社員が自走する組織をどのように作るか?ということなんです。時には、トップダウンが必要な時もあります。ダメなトップダウンもあるでしょうが、良いトップダウンもあります。

詳しくは、セミナーの中で解説をしていきます。

自走する組織をどこまで作ることができるか?ここが今後、この経営環境の中で会社を強くしていく、一つのポイントになるんじゃないかな、と思っています。
 

自走する組織とは?

では、自走する組織とはどんな組織でしょうか?文章で表すと、こんな感じかなと思っています。
自社を取り巻く経営環境がどんどん変わる中でも、
会社が描くビジョンや、経営計画の達成に向けて、
一人一人がリーダーシップを発揮し、
何が必要かを自ら考え、行動し、実践している状態。

…こんな組織になったらめっちゃいいですよね。(自分で書きながら、そう思ってニヤニヤしてしまいました…)自走する組織とは、こういうイメージなんじゃないかな?と思っています。これをどう作っていくのか?を、テーマにセミナーでは話をしていきます。

続きを聞きたい方は、下記のセミナーページからお申込ください。参加費は無料ですよ。


以上、藤原覚也(ふじわらかくや)でした。

 

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