2017.03.08 2024.11.19
  • キャリアアップ

ぶっちゃけ、ベンチャー企業をなめてました

  • #ベンチャー
  • #中途採用
  • #正しい仕事の仕方
  • #社長

【目次】



こんにちは、FCEの中途新人の辻です。

突然ですが、あなたは転職したことはありますか?

または、あなたの会社で、中途社員の採用って積極的にしていますか?

…そして、採用した中途社員の中に、「前の会社はもっとしっかりしてました!」とか言う人はいませんでしたか?

今日は、私自身の転職の話をします。正直、ベンチャー企業をなめて、転職をした私が、大企業とベンチャー企業の違いを体感し、悩み、時にはイライラしたこと、そしてそもそも正しい仕事の仕方が自分が全然できていなかった、ということに気付いたという話を赤裸々にしようと思います。

 

ぶっちゃけ、ベンチャー企業をなめてました

まずは私の転職経歴を簡単にご紹介します。

某大手医療卸企業(一部上場)⇒某大手人材紹介企業(一部上場)⇒現在(FCEトレーニング・カンパニー)といった具合です。つまり、私は大手2社を経験して、ベンチャー企業に来ました。私は大企業出身ということもあって、ぶっちゃけ、ベンチャー企業をなめてました。そこから、事件は起こります…

あれ、仕事が全くできないぞ?

ベンチャー企業には、そもそも大手では当たり前にある、管理システムや確立された仕組みなどが大手に比べると、あまりありません。え、これでどうやって仕事するの?というのが転職してきた時の正直な感想でした。これじゃ~成果なんて出せるはずもないよ、と、入社した時、本気で思っていました。

だからかもしれませんが、私は、おそらく過去、中途採用人材の中で、一番成果を出さない人材かもしれないと完全に自信をなくしてしまい、、腐っていました。。。

社長が教えてくれた、正しい仕事の仕方

そんな時、社長が自ら、私に救いの手を差し伸べてくれました。

社長:「辻君、正しい仕事の仕方って、意味わかってる?」

辻:「う~ん、なんとなく…」

社長:「うん、それ分かってないね」

辻 :「ギク!!………」

そこから週1回の社長との1時間の正しい仕事の会議、なるものが始まりました。今更、なんで…これだけのキャリアがあるのに…こんな歳になって、今更正しい仕事の仕方? と、正直悔しい気持ちでいっぱいでした。

しかし、いざ、正しい仕事の仕方会議が始まると、「なるほど!」「まじか!」「そうだったのか!」という、気づきや学びの連続でした。

そこで気が付いたことがあります。それは、大手企業は仕組みが完成されていて、役割を振られていて、仕事をきっちりこなしていれば、成果がある程度出るように、既になっていたんだということです。これは、もちろん悪いことではなく、誰でも一定の成果を出せる手法として、最も効果的な仕組みだということです。

反対に、ベンチャーはめまぐるしく任せられる役割や戦略が変わります。柔軟に対応しないと、業務過多になり支障が発生します。これは、仕事のセンスとか、ただ単に要領が良いというだけでは、対応できなくなくなってきます。だからこそ、「正しい仕事の仕方」が最も重要になってくるのです。

 



正しい仕事の仕方は超重要

私が習った、正しい仕事の仕方は、生産性の高い人たちが必ずやっている共通項をまとめた、というものでした。

指示の受け方

指示の受け方は「メモをとる」「相手の期待水準を確認する」「質問する」「復唱する」を徹底する。

報告の仕方

報告の仕方は「タイムリー(すぐ)に報告)」「アラーム(前もって)連絡」「相手の期待水準に不足なく」「結論から先に話す」を徹底する。

業務設計

業務設計は年、期、月、週という具合に長期的なものから短期的に設計する。

タスクブレイクダウンとスケジューリング

そして、各業務は「聞く」「伝える・連絡する」「頼む」「作業する」「調査する」「交渉する」といった具合にタスクをブレイクさせ、それぞれスケジュールに落とし込んでいく。

リスケジューリング

スケジュールで遅れが発生したら、リスケジュールするといった基本中の基本です。

 

でも、正直、、、私はこれが出来ていなかった。これまでの自分の自信は、会社が用意してくれた環境で成果を出していただけでした。もし、仕事がうまくいかない時や、もっと成果を出したい時、新しい環境で働く時、基本中の基本だけど、ちゃんとやるべきなのが「正しい仕事の仕方」だということです。

周りを見てみると、成果を出している人は、必ず「正しい仕事の仕方」を徹底して習慣化していました。改めて取り組むと、結構大変なんです、これ。しかし、ローマは一日にしてならず!!

コツコツ積み重ね、自分のモノにしてこそ、「正しい仕事の仕方」は最強の武器になるのです。プライドを捨てて、これから成果を出していきます!

今日の私の記事が、あなたとあなたの会社の「働くをおもしろくする」に参考になれれば幸いです。

以上、辻(つじ)でした。


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