リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
これは、とあるプレイングマネージャーの悩みです。
実は、、、これ、、、何を隠そう、、、過去の私自身の「悩み」だったんですよね。
とあるプレイングマネージャーの悩み
6年ほど前になりますでしょうか、社会人人生の中でも「超」が付くほど多忙なスケジュールをこなしていた時がありました。弊社で研修事業を立ち上げて間もない頃。社内には講師がほとんどおらず、私自身が、年間約280研修の講師を担当していました。
日数にすると、実に約200日間は研修講師として登壇していた計算です!(しかも、全国各地で!)
今、思い出しても、ちょっと目眩がしてきます…。
「自分自身の研修を実施するので、毎日が精一杯。。。」
「目の前の研修をこなすことでいっぱいいっぱいで。」
「とてもじゃないけど、後進を育てる余裕なんてない。」
まさに、私は現場に追われる「プレイングマネージャー」でした。
後進を育てないと陥る危機的な状況とは!?
組織の成長の為には「後進の講師を育てなければならない」のは、分かっていました。重々、分っていたのですが…。目先の「効率」と「効果」を優先し、なかなかメンバー育成に時間を割くことができませんでした。
そう「自分でやった方が、部下に教えるより早い」「経験のある私の方が顧客満足度も高い」と思っていたんです。そして、超多忙な1年が終わり「さて来期はどうしようか」と考えていた時…ふと思ったんです。
「今よりも売上を伸ばすには、実施研修を増やさなければならない」
、、、正直、ぞっとしました。なぜならば、私以外に研修をできる講師がいない。ということは、私自身の研修回数を増やすしか
売上を伸ばす方法がないと気づいたからです。
私自身の研修はこれ以上増やせても…300研修が限界。すでに、年間280研修を担当しているのに、
もし300研修まで増えたら…体を壊してしまうかもしれません。
そうなったら、売上や事業どころの話ではありませんよね。「ほかに誰か…」と思っても育成していなかったので、私の代わりに研修を担当できるメンバーは、組織にいません。
「後進を育成しないと…私の限界がこの事業の天井になってしまう…」
「でも、育成する時間がない…」
「どうしよう…」
さて、皆さんはこんな危機的な状況に陥ったことはありませんでしょうか?
窮地を救った「あること」とは!?
まさに窮地に陥った私ですが、実は「あること」を徹底したことで、この状況を抜け出すことができたんです。そして、なんと、、、私自身も昨年と同様に研修を実施しながら、自分と同じ研修を担当できる講師を
3名育てることができたのです!て、その徹底した「あること」とは何だったんでしょうか?
それは、あるコツを用いた「活動計画設計」でした。このおかげで目先のことで精一杯だった私が、「短期目標達成の為の仕事」と「中長期成長の為の育成」を両立できるようになったのです。
「活動計画設計」を効果的にする3つのコツ
この「活動計画設計」を効果的にする3つのコツがあります。- 急所を押える
- 計画修正の仕組みを入れる
- 徹底的な具体性を持たせる
私は、この3つのコツを取り入れ「活動計画設計」することで、限りある時間資源を有効活用できるようになりました。しかも、短期的な「効率・効果」の為ではなく、中長期的な組織成長の為に「有効に」そして「柔軟に」使えるようになったのです。
実は、昨年の6月にこのコツの具体的な内容を盛り込んだ『xDrive 質問でPDCAは加速する』という本を出版しました。
『xDrive 質問でPDCAは加速する』(書籍のご案内はこちら)
今回の記事、そして書籍にも書いた「3つのコツ」。この「3つのコツ」を、具体的にどんな風に活用するのかを紹介するセミナーも実施しています。(セミナー情報はこちら)
すでに本を読まれた方も、そうでない方も、ぜひ、ご参加くださいね。
荻野純子でした。