2020.07.08 2024.09.01
  • チーム・組織づくり

オンラインだからこそ、あえて

【目次】

こんにちは、FCEトレーニング・カンパニーの八木沼です。

オンラインでの会議・研修やリモートワークが少しづつ当たり前になってきました。

皆さまの会社ではいかがでしょうか?

オンラインで、変わったこと

コロナ禍で、仕事の環境が変わりました。

FCEトレーニング・カンパニーの変化をひとつご紹介すると、毎日朝礼と夕礼をオンラインで行うようになったことでしょうか。

約20分間、朝礼では「今日のゴール」を、夕礼では「結果報告」を発表する場となっています。

もともと、朝礼・夕礼の文化はなく、各部門の会議や、週1回の営業会議、月1回の月次会議がみんなが集まる場でした。

それが今では、毎日朝と夕方に、全員の顔を見て、ゴールを聞いたり、結果を聞いたりするように。

リモートワークで離れて仕事をしていることが多いのに、今までよりもみんなに会えるのは、すごいな…なんて思ったりもします。

さて、この「オンライン朝礼」ですが、実は最近、「新しい取り組み」が加わったんです。

それが「必ず褒めてから、次の人を指名する!」という取り組み!

必ず、褒めてから指名する!?

「必ず褒めてから、次の人を指名する!」

…って「なんだそれは?」と、思われますよね。

朝礼では「本日のゴール」として、その日の業務で達成すべきことをメンバーそれぞれが発表し、次の発表者を指名していきます。

今までは、単にそれだけでしたが、

次のメンバーを指名する際に、必ず指名するメンバーを褒めてから、指名する取り組みなのです。

6月から始まったこの取り組み、、、始めは少し照れくさくなりながらのスタート。

「今日も髪型決まってますね!」

「今日のシャツ似合ってますね!」

「笑顔が素敵です!」

始めのころは、こんな感じで見た目や印象を褒める内容が多かったです。

しかし、回数を追うごとに、褒める内容も変化していきました。

「仕事の仕方が素晴らしく、いつも見習おうって思っています」

「仕事の内容が素晴らしくて、いつもその内容を振り返っては、勇気をもらっています」

「自分の弱点と真摯に向き合う姿に自分も頑張ろうと、エールをいただいています」

徐々に、メンバーの仕事の仕方やあり方を褒める内容が増えてきたんです。

「この方は、とっても前向きに仕事されていて、誠実さが伝わってきます。今日も笑顔が素敵な〇〇さん!」

こんな風に「誰のことかな~?」なんて考えながら聞くのも楽しみのひとつになっています!

オンラインに、感謝を添えて

朝一番に、誰かが誰かを褒める自分が誰かを褒めるそして、誰かが自分を褒めれくれる。

気が付けば「今日も一日、頑張ろう!」と思わせてくれる時間になっていました!

そして、もうひとつ、やっていて良かったなと思ったことがあります。

それは、それぞれのメンバーの私が知らなかった「良い一面」をたくさん知れたこと!

この「褒める」時間は、全員が見ている中で褒めたり、褒められたりします。

それぞれのメンバーの関係性から、さまざまな褒めポイントが出るのですが、知らなかった一面がたくさん!

もちろん「この人はこうだよね!」という褒めポイントが出ることも多いですが「知らなかったな~」という内容も。

そして、知らなかった「良い一面」にはメンバーそれぞれの気遣いや心配り、人柄やキャラクターが垣間見れて、とても温かい気持ちになるんです。

リモートワークやオンライン会議などで、物理的な距離は遠くなりました。

でもなんだか、不思議なことに、今までよりもメンバーが近くに感じるのです。

結果的に「感謝」する時間も増えていっているなと感じます。

それも「褒める」時間の効果かも知れません。

もしかすると、対面だったら、恥ずかしくていえなかったことも「オンライン」だからこそ、いえちゃうのかもしれないな、なんて感じています。

環境は変化しましたが、変化したからこそ生まれた「良さ」や「良い効果」にも目を向けて、前進していきたいなと、思っています!

よろしければ「褒める」時間、取り入れてみてはいかがでしょうか?(最初は照れくさいですが…笑)

以上、八木沼でした!

この記事が参考になったら、「シェア」をお願いします!

  • LINE
  • はてブ

なぜ、リーダーシップには多くの要素が必要なのか? 今、求められるリーダー像

なぜ、リーダーシップには多くの要素が必要なのか? 今、求められるリーダー像

この資料を見る

この記事を書いたコンサルタント

株式会社FCE (編集部)

株式会社FCE 人材育成コラム編集部です。
人材開発/研修を検討中の方、組織力の向上を目指し情報収集をしている方向けに有益なコンテンツを発信していけるようサイト運営をしております。

個別でのご相談も受付中!

人財活用、育成に関する課題をお申し付けください。最適なアプローチをお答えします。

『個別相談』を申し込む