リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
オンラインでの会議・研修やリモートワークが少しづつ当たり前になってきました。
皆さまの会社ではいかがでしょうか?
オンラインで、変わったこと
コロナ禍で、仕事の環境が変わりました。FCEトレーニング・カンパニーの変化をひとつご紹介すると、毎日朝礼と夕礼をオンラインで行うようになったことでしょうか。
約20分間、朝礼では「今日のゴール」を、夕礼では「結果報告」を発表する場となっています。
もともと、朝礼・夕礼の文化はなく、各部門の会議や、週1回の営業会議、月1回の月次会議がみんなが集まる場でした。
それが今では、毎日朝と夕方に、全員の顔を見て、ゴールを聞いたり、結果を聞いたりするように。
リモートワークで離れて仕事をしていることが多いのに、今までよりもみんなに会えるのは、すごいな…なんて思ったりもします。
さて、この「オンライン朝礼」ですが、実は最近、「新しい取り組み」が加わったんです。
それが「必ず褒めてから、次の人を指名する!」という取り組み!
必ず、褒めてから指名する!?
「必ず褒めてから、次の人を指名する!」…って「なんだそれは?」と、思われますよね。
朝礼では「本日のゴール」として、その日の業務で達成すべきことをメンバーそれぞれが発表し、次の発表者を指名していきます。
今までは、単にそれだけでしたが、
次のメンバーを指名する際に、必ず指名するメンバーを褒めてから、指名する取り組みなのです。
6月から始まったこの取り組み、、、始めは少し照れくさくなりながらのスタート。
「今日も髪型決まってますね!」
「今日のシャツ似合ってますね!」
「笑顔が素敵です!」
始めのころは、こんな感じで見た目や印象を褒める内容が多かったです。しかし、回数を追うごとに、褒める内容も変化していきました。
「仕事の仕方が素晴らしく、いつも見習おうって思っています」
「仕事の内容が素晴らしくて、いつもその内容を振り返っては、勇気をもらっています」
「自分の弱点と真摯に向き合う姿に自分も頑張ろうと、エールをいただいています」
徐々に、メンバーの仕事の仕方やあり方を褒める内容が増えてきたんです。「この方は、とっても前向きに仕事されていて、誠実さが伝わってきます。今日も笑顔が素敵な〇〇さん!」
こんな風に「誰のことかな~?」なんて考えながら聞くのも楽しみのひとつになっています!オンラインに、感謝を添えて
朝一番に、誰かが誰かを褒める自分が誰かを褒めるそして、誰かが自分を褒めれくれる。気が付けば「今日も一日、頑張ろう!」と思わせてくれる時間になっていました!
そして、もうひとつ、やっていて良かったなと思ったことがあります。
それは、それぞれのメンバーの私が知らなかった「良い一面」をたくさん知れたこと!
この「褒める」時間は、全員が見ている中で褒めたり、褒められたりします。
それぞれのメンバーの関係性から、さまざまな褒めポイントが出るのですが、知らなかった一面がたくさん!
もちろん「この人はこうだよね!」という褒めポイントが出ることも多いですが「知らなかったな~」という内容も。
そして、知らなかった「良い一面」にはメンバーそれぞれの気遣いや心配り、人柄やキャラクターが垣間見れて、とても温かい気持ちになるんです。
リモートワークやオンライン会議などで、物理的な距離は遠くなりました。
でもなんだか、不思議なことに、今までよりもメンバーが近くに感じるのです。
結果的に「感謝」する時間も増えていっているなと感じます。
それも「褒める」時間の効果かも知れません。
もしかすると、対面だったら、恥ずかしくていえなかったことも「オンライン」だからこそ、いえちゃうのかもしれないな、なんて感じています。
環境は変化しましたが、変化したからこそ生まれた「良さ」や「良い効果」にも目を向けて、前進していきたいなと、思っています!
よろしければ「褒める」時間、取り入れてみてはいかがでしょうか?(最初は照れくさいですが…笑)
以上、八木沼でした!