リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
コロナ禍となり、4月5月は多くの企業様がリモートワークを取り入れたと思います。
弊社もそうでした。
その後、リモートワークを継続している企業様、継続していない企業様…様々だとは思いますが、リモートワークでは商売が成り立たない業種以外でここ数ヶ月の「メリット」や「課題」などをお聞きできたのでお伝えしたいと思います。
「今は100%リモートワーク?それとも100%出勤?」
「今は100%リモートワーク?それとも100%出勤?」
この質問には、ほとんどの企業様がハイブリット出勤(と弊社では勝手に呼んでいますが)で、リモートと出勤の両方を取り入れていることが一番多いです。ただし「どちらかというと出勤が多い企業様」「どちらかというとリモートが多い企業様」の両方がいました。
そして「リモートになって業績が心配…」という企業様の特徴は出勤を多めにしており、課題はメンバーが自走してないということ。
逆に「業績はそれなり」という企業様はリモートを多めにしておりました。
(メンバーが「自走」できていないというテーマのは過去記事にも出しておりますしセミナーもやっているのでここでは割愛しますが…)
リモートワークを多めにして、「自走」そして「業績」はそれなりという企業様にはどんなメリットと課題があるのでしょうか?
そして、そういった企業様は、課題に「どう対策」をしているのか聞けましたのでお伝えしますね。
リモートワークを多めにしているメリットはずばり下記でした。
メリット1:生産性向上(出勤時間が無いなど)
メリット2:採用力が向上した
ひとつめは「そうだろうな…」と思います。ですが、ふたつめに関しては「なぜなのか?」を聞いてみました。
自分が転職活動している身だとしたら、リモートワークを取り入れているのは確かに、魅力的です。
更に、前提のように、リモートワークでは商売が成り立たないという業種ではないので、リモートワークを取り入れてない(比率が低い)のは…マイナスのイメージになってしまう可能性さえあるのです。
「会社のインフラ整備が整っていないもしくは旧態依然」
「働き方の自由度がなさそう」
あまりよくない印象が多いようですね。
一方で「リモート中心だと 良い印象が多く採用が優位になった」という現場の感想でした。
また、課題は下記でした。
課題① コミュニケーションが希薄、雑談などできていないので会社のエンゲージメントや求心力が下降する懸念がある
課題② オンライン会議なので頻度が増えたがもっと効率化しないと生産性が下降する
課題①を払拭するために、様々な施策を投下している会社が多いのですが、ある会社の人事は「最近私の仕事はイベント企画みたいになってます…」という話もされてました。
ただ、この雑談をするなど社員同士の横のつながりはとても重要です。
- Zoom飲み会手当
- 部署関係なくオンラインでただ繋ぐ
- ゲーム大会の実施 など
こういった工夫があればあるほど課題感が薄くなるようですね。
また、コミュニケーション頻度が高いチーム・会社は、やはり…といえば、やはりですが、エンゲージメントサーベイでの結果も良いという話が多く「対策」は本当に重要などだと実感しました。
課題②はいろいろ聞きましたが、ツールで解決しているチーム・企業は少なく…(あれば教えてください!)
どちらかというと当たり前の下記のような対策でした。
- アジェンダが決まっている
- 事前に資料が配布されている
- 開始時刻と終了時刻が守られている。そして、会議時間が30分や1時間ではなく、25分や50分といった次の予定に被らない工夫がある
通常業務の効率化をオンラインで実現できた一方で、出勤時に醸成できたコミュニケーション(雑談)ができていないのが課題であると経営者の方々にお聞きします。
そして、コミュニケーションの醸成への施策を上手に投下しているチーム・会社が成長するだろうと、お考えの方も。
私自身も、きっとオンラインでの業務の効率化と同じくらい、コミュニケーションを上手く取ることが、大事だろうと感じる今日この頃です!
寒い季節になり、コロナに加え、インフルエンザの流行もあるのでは…といわれていますが、ぜひ、皆さまのチームでも今日お伝えしたことを活用いただけますと幸いです!
藤原でした!