リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
先週、ゴルフの打ちっぱなしに行った際「なるほど!!」と興奮したあと…
一気に「悔しさ」がこみあげてきた出来事がありました。
正しい竹刀の握り方
ゴルフの打ちっぱなし場で、私は一時、呆然としていました。
私は小学校1年生から高校3年生まで、実に12年間剣道をしてきたのです。
低学年の頃から、県大会に行けるほどすぐに結果が出た事もあり、まあまあの実力だったと自負していますが…その後は、納得のいく結果を残せずに、私の青春は終わりました。
「なぜ私が、伸び悩んだのか?」
その理由が、20年の時を経て、ゴルフの打ちっぱなしで分かったのです。
- 練習をさぼったから?
- 練習量が足りなかったから?
- 集中力の問題?
- 持って生まれた能力?
…
どれも違いました。
私の過ちは「竹刀の握り方」にあったのです。
その日、たまたまゴルフのクラブの持ち方を、私に教えてきた、おっちゃんが「スポーツは何をしていた?」と聞いてきました。
剣道と答えると、「あ~そしたら握り方はほぼ同じだから、こりゃすぐ上手くなるよ」というのです。
握って見てと言われ、クラブを握った後に矯正されて…これが正しい握り方!と教わった瞬間に、「この握りで練習をし続ければ、間違いなく結果が出る!」と確信しました。
その10秒後に、呆然としたのです。
間違いなく、剣道も今回教わった握りのように、左手を絞っていれば、、、
力がしっかり伝わり、「確実に竹刀をふるスピードも、しなやかさも増す!」そして、青春時代に成し遂げられなかった「成果」が手に入ったのかもしれないと。
つまり、正しくない「竹刀の握り方(左手の絞り)」のまま、それが当たり前になってしまい成果が出せなかったのです。
「一体、何年間やってきたのか?青春を費やしてきたのに!」
と、愕然とすると同時に、「これって、ビジネスにもいえることだな…」と思いました。
間違ったやり方で努力しても、結果は変わらない
まさにビジネスに置き換えても全く同じですね。
どんなに遅くまで資料つくっても、プレゼンの練習をしていても、その資料の作り方(パワーポイントの色使いや、フォントの大きさなど)が、我流であれば全くもって相手に伝わる資料は完成しません。
基本の型(正しい仕事の仕方)が間違っていれば、やればやるほど無駄になってしまいます。
「質をあげるためにも、量をやれ!」
…というのも大切な場合もありますが、まず量をやる前に、どのような型で量をやるか、ここを見誤ると、「いらない癖」がついてしまいますね。
そう考えると、改めて「正しい仕事の仕方」「進め方」って大切ですね。
報告・連絡・相談 (ホウレンソウ)一つとっても、本当の型を学び、そのレベルが高い人というのは、どんな仕事をしていても、際立っているのが分かります。
スポーツの世界で、奇抜なプレーをいきなり真似ても上手く成果に繋がらないように、仕事においても、型に忠実に、やるべき事をやれる人が、その先に大きな成果や結果を残すんですね。
丁度世間は、入社式を終えたばかり。
私も新入社員研修を担当いたしますが、改めて、新入社員の皆さんには、「正しい仕事の仕方や考え方をお伝えしなくては!」という強い使命感にかられました!
以上、江口でした!
PS
新入社員研修で色々とお伝えする事が多い季節ですが、私自身、基本がしっかり出来ているか教えながらも学ばせて頂く機会が多いです。
この機会に再度基本を学び、自らをアップグレードさせます!