リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
これまで、何かの改善を行っていくときって、一気に物事が進む!とか、すっかり改善した!というように、改善という「結果」をすぐに手に入れたい!
というような感覚を持っていました。
こう…
階段を一歩一歩登り一番上にたどり着く、というよりも、助走をつけてジャンプして一気に一番上に登れた!みたいな感覚で。
極端に言えば…寝て起きたら解決していた!!!ような!(笑)
でも先日、ある仕事が、
「よく考えると、いつの間にか改善できていた…」
「そしてその改善が、3ヶ月続けることができていた…」
という感覚で改善できていたのです。
そう気づいたとき、
「小さな改善だったけど、確実に改善を実行できてしかも、続けることができた」
と、ひっそりとですが、確実にしっかりと、私の中に「自信」が積みあがりました。
そうやって手に入れた「自信」を持った感覚は、一足飛びに進めよう進めようと、もがいていた時には手に入れることのできなかったものだなと感じています。
では、なぜ今回はこういったことができたのでしょうか?
これは…自信を貯金できたからなのかな?と思ったのです。
解決しているようで、解決していない
改善ができた仕事はこれまで、毎日のルーティンでした。
ただ、ルーティンといっても、その日の納期がある中、毎回締め切りぎりぎりだったのです。
「まあ、ぎりぎりでも間に合っているならいい」
内心、そんな気持ちを見抜かれ…
上司とのレビューにて
「この仕事って本来であれば、どういう姿が理想なの?」
「最終的に帳尻が合えばいいと思っていない?」
と、指摘されました。
その質問から考えると…
・ぎりぎりで回していると、緊急事態に対応できない
・私が仕事をして、次にチェックする人もぎりぎりで動くことになる
・いつもぎりぎりだと、ベストな仕事になっていないかもしれない
と、「ぎりぎりでもできていたらOK~◎」
と思っていた状況に気がつき、背中に冷や汗をかきました。
そこから改善を考えるとき、これまでの自分なら…
「きっと、いつもは20分かかるけど…がんばれば、10分で終わるはず!」
「どうにか時間を使って根性で間に合わせたらいい!」
というように、どうにかなる!みたいに、運とか、ラッキーとか…で改善しようとしていました。
でも、本質的な解決にならないので、またぎりぎりになって…自信も失って…という繰り返しだったんです。
自信を貯金する
でも、今回の改善は、ミラクルを期待するようなものではなく、着実にどうすればいいかを考えることができたのです。
そうすると、いつの間にか改善された状況が当たり前になっていて、行動できている、自分に出会いました。
やっていたことは
・業務を分解する
・分解した業務をスケジューリングする
・進捗を確認して、怪しいときはアラームする
といった基本。
そういった基本を着実にできたときほど、得たい成果や効果は、静かに、しっかりと手にすることができたのです。
「着実に行動していたこと」=「自分との約束を守っていた」
と気づいたのですが、それは、自信を積み上げることにもなっていました。
守った約束を思い返すと
・この時間にスケジューリングする
・あと〇分で、作成する
・知らせておくことはないかもう一度確認する
といった、すごく小さなことです。
でも、その積み重ねが自分自身を前に進め、気づいたら自分への自信にもなっていたのだと思います。
そういった自信ほど、しっかりと着実に、静かに積もるものであると実感しています。
と、書きましたが、
まだまだその自信を引き出してしまうように、やらかしてしまって、「あ、ぎりぎりに…汗」となることも多いのですが…
引き出してしまった分も、また貯金できると考えて、ミラクルを期待するのではなく、小さく小さく自信貯金をしていきます!
以上、八木沼でした!
PS
これは、自信貯金を貯めることができたのかな?
と気づいたのは、「スカロケ 7つの習慣 presents パラダイムシフト・セミナー」で、講師の石井の話を聞いたからでした…!
そして、そもそも『7つの習慣』を知らなかったら、、、『自信貯金』もスルーしていたかも…!と思います。