リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
さて、ここ数回「変わることってむずかしい」シリーズでお届けしております。
自身に変化を促すための3つの視点をお伝えしました。
・現状を受け入れる
・前提を疑う
・仲間を信頼する
今回は「仲間を信頼する」について書きたいと思います。
コミットすべきは、成果
これはあくまで私の中の大きな定義で、細かく言うと2つの要素がありますのでそちらをご紹介いたしますね。
一つ目は、
・コミットすべきは、成果
そして、二つ目は
・一人でできることはたかだか知れている
例えば、
「みなさん来月からDXをさらに、一気に加速させます。各々、今週中にプランを作ってください!」
と言われたら…あなたは、どういう行動を取りますか?
ちなみに私は
・ネット検索でアイデアを探す
・ちょっと本を買ってみてアイデアを練る
最近だと
・オンラインセミナーとか探してみる
だと思います。
これも、別に悪いことではないとは思うのですが、先日こんなことがありました。
あるプロジェクトで、
「大野君が主体で戦略考えてみて!これを変えれば一気に景色が変わるはず!」
と、任せていただいたのです。
ということで、私は必死に考えました。
そして、いくつかのアイデアをアウトプット。
アウトプットを見た上司の言葉はこうでした。
「うーん、これ考えてくれたのは良いけど…この辺は〇〇さんに聞けば良くない?」
そう。
恥ずかしながら、この時点でちょっとこの仕事に対する目的がズレていたのです。
「自分で考えてみる」仕事なのだ、と。
私にはどうも、そういった「まずは自分でやらなければ」的な思考癖があります。
結果、時間だけ掛けてたいした変化も起こせない。
でも、プロジェクトを推進する中で、そんな暇はありません。
そう、コミットすべきは「成果」だったんですよね。
いつの間にか、「自分で考えてみる」ことが目的にすり替わってしまっていました。
よく言われる「自ら考えて動く」は「”自分だけ”で考えて動く」ことではありません。
きちんと本来の目的にコミットしていたら、「調べた内容だけではなく、仲間の力でもなんでも借りて達成する!」となっていたのではないでしょうか。
1人でできることはたかが知れている
そして、もう一つ「1人でできることはたかが知れている」ということ。
これは今回、プロジェクトの考案で痛感しました。
周囲の上司やメンバー、そして弊社であれば、異なる事業をしているグループのメンバーで成果や結果を出している人もたくさんいます。
しかも、そういった成果や結果を出すまでの工程や苦労などを、惜しげもなく全体に共有してくれているんです。
さらに、そういった体験の中で自分の課題を解決できそうなことがあったとき、話しを聞きに行ったりするなど頼られることを不快に思う人などいません。
大前提そのことを理解していたのですが、リモートワークの中で、「頼る」ことが希薄になってしまっていたのかもしれません。
コロナ禍で、物理的には1人の空間で仕事をすることが多くなりましたが、やはり、1人で完結できる仕事など、ない。(少なくとも弊社では)と、今回の件で強く再認識しました。
さて、今回で「変わることってむずかしい」シリーズ終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。なにかひとつでもヒントになれば嬉しいです!
大野でした!
PS
自分が書いた内容3回分を見直して、またこれから壁にぶつかったときのお守りにしよう!と思いました!