リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
皆さん、こんにちは!FCEトレーニング・カンパニー平井です。
私は子どもの頃、小学校の卒業文集の「将来の夢は?」という質問に割と本気で「ルパン三世」と書いたら、文集委員の人に「泥棒」と書き直され、先生に呼び出された苦い記憶を持っています。
さて、先日、ルパン三世の次元大介役を長きにわたり演じてきた声優さんが替わるというニュースを目にしました。
もう50年以上、私が生まれる前から次元大介を演じていて、本当に凄いことだと思いますし、少し寂しくもあります。
私は普段、全くアニメーションは見ないのですが、ルパンの映画(ジブリ映画ですね)だけは別物で、それだけを何十回と繰り返し見るくらいお気に入りの作品です。
そういう意味でも、声優さんが交代するというのは、好きな人にとってはイメージそのものが変わるくらい重要なことなのではないかと
思っています。
そこで、ふと思ったんです。
役を引き継ぐ方は、相当な覚悟でやったとしてもなぜか起こる批評とかバッシングとか、大変なのだろうな・・・と。
実際、秘密道具でお馴染みのあのネコ型ロボットの声が変わったときは、いろいろ批判などがあったみたいですね。
調べてみると、ネコ型ロボットさんは、2005年に交代しているみたいなので、もう16年も経つんです。周りの声が大変な中やり続けるというのは、本当に凄いことです。
実は、身近なところにも同じようなことがあって、例えば私が前職でやっていた塾の講師などは、人気のある講師の代理で入った教室から
「いつもの〇〇先生の方がいい」などと言われることも少なからずありました。
部署異動だったり、担当替えだったり、同じような苦労をされた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、声優さんが自分の仕事において、「前の担当の方がよかったんじゃないか」などという気持ちをいつまでも引きずったまま、仕事をしていたらどうなるか…。
目の前にいる視聴者や相手に対して、全力で仕事を全うできる状態とは言い難いですよね。
過去の自分に言っているようで耳が痛いところです。
私自身、周囲の声が過敏に気になる性格だったので…。
とはいえ、頭では分かっていても、つい周囲の声も気になってしまう・・・。そんな時に、ある研修で学んだ内容が、自分の中で反芻されました。
それは、今は自分が直接影響できない事柄(誰かの声など)に自分の意識や時間、労力を使うのではなく、直接自分が影響を与えることができることに集中する。
というものです。
本気で自分が影響できること。
例えば目の前のお客様のために全力を尽くすことに全神経を注いで行動すれば、不思議なことに、批判などが全く気にならなくなる事を体感しました。
そして、本気で仕事に向き合う姿勢を周囲の方々が見て、かけられる言葉が批判から応援や感謝に変わる、ということも実際に体験をしてきたつもりです。
声優さんの交代も、最初こそ様々な声が挙がるかもしれませんが、そこを乗り越えることで、新しいイメージを作り上げてきた。
そんな事例がたくさんあると思います。
ネコ型ロボットの声優さんが、もう16年もやり続けられたのは、もしかしたらそういうところに秘訣があるのかもしれません。
とても簡略に書いてしまいましたが、「7つの習慣(R)」研修では、この考え方を「影響の輪に集中する」「影響の輪を広げる」と言っています。
もし、「周りの声ばかり気にして、仕事に集中できない」とか、「部署異動や役割変更後に、前と違ってなかなかうまくいかない」と思っている方がいらっしゃいましたら、
その解決の糸口をお伝えすることができるかもしれません。
ご興味のある方は、「7つの習慣(R)」研修でお待ちしております。
FCEトレーニング・カンパニーの平井でした!
PS
日曜夕方の国民的アニメーション(海産物の名前)の声優さん交代の時にも、きっと同じことを思うと思いました。