リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
こんにちは!
FCEトレーニング・カンパニーの古川です。
子どもの通う小学校では「日記を書く」という課題が新しく始まりました。
とある日の娘の日記に、こんな内容が。
「いまできる いちばんたのしいことを〇〇(お気に入りの人形)とてつぼうであそびました」
この一文を読んで、伝え続けてきたことを娘が受けとってくれているのかもしれない!
そう感じ、とても嬉しかったのです。
目の前の自分の一時的な「楽」ではなく、未来に実現したいことから今の自分の行動を選択すること。
この大切さを冒頭の日記の一文から感じることがあり、今回、お話しさせてください。
つまらない星人になる娘
「つまらない!つまらない!」
昨年、我が家を悩ませたワードNo.1を聞かれたら、この言葉になります。
特に雨続きになると、「つまらない!ママ~つまらないよ~(なんとかしてよ~)つまらないっ!」と娘が「つまらない星人」になることが増えていました。
〇〇してみる?ちょっとお散歩でもする?
いくつか提案しますが、「それじゃない!」と却下。
娘がこれ!と思うものにヒットするまで、これはどう?あれはどう?そう提案し続けていました。
ちなみに、私は他の人からどんな子どもに育ってほしい?と聞かれたら、
「自分で考えて動いていけるようになってほしい」
と答えていました。
言っていることと行動が矛盾していますよね。
でも、昨年あるきっかけがあるまで、自分がそれとはまったく違うアプローチをしていることに気づいていませんでした。
なぜか。
私は目の前にある痛みにとにかく早く対処したい。
直ぐに何とかしたかったのです。
娘のために!という気持ちももちろんありました。
けれど一番は自分のため、答えはシンプル。
その方が一時的にすぐ「楽」になれるからでした。
本当にそれでいいのだろうか。
このままの延長線上で行くと、娘は困ったことがあったら誰かが助けてくれると思って待つのではないだろうか?
そうしたら娘自身が一番困るんじゃないか?
誰かが助けてくれるのを待つということは一つの手段。
他にも自分で選べる選択肢が沢山あるということを伝えていこう!そう決めて、伝える言葉と行動を変えました。
「難しいかもしれないけれど、 誰かがつまらなくしているんじゃなくて、つまらないことを自分が選んでいるんだよ。別の方法を選ぶこともできるよ。」
「どうしたらつまらなくなるか一緒に考えよう、いまできることはなんだろう?」
相手の中にしかない答え
“つまらなくないこと”
これは娘の中にしか答えはない。
すぐに解決方法を提示するのではなく、考えて・発見してもらおうと思ったのです。
もちろんすぐにというのはなかなか難しく…
当初は「つまらない~」と嘆く時間が相当長くなりました。
正直、とてもとてもしんどかった。
直ぐに解決方法を提案すれば一時的に楽になることが分かっている。
それをせずに、「相手の中に答えがある」と信じて待つというのは、心が折れそうになることも何度もありました。
おそらく娘自身も苦しい気持ちだったのではないか…と想像しています。
…なのですが!
そういえばふと気づくと最近「つまらない星人」が出ないことが増えていました!
そして、登場しても以前のようにお互いしんどくなってない!ということに気づきました。
そこで冒頭の日記の一文に戻ります。
そうか、少しずつ娘が自分で解決できるようになってきたんだ。
だから「つまらない星人」が出ることが減ってきたのかもしれない。
そう感じました。
誰かがなんとかしてくれるという考えを私自身がそう教えてしまっていた。
そのことに気づけて、本当に良かったと思っています。
また、私には目の前の解決方法にすぐ飛びつくという癖があるとことを改めて自覚できたことも良かったと感じます。
これは仕事の仕方でもそういう部分があること。
その時には、一度ストップして、未来の私、そして私たちはどうなっていたいの?
そのために今の私はどんな選択をする?
こんな風に自分に問いかけてみようと思います。
未来のありたい姿から考えて、今の行動を選択できる自分になろうそう改めて決意した出来事でした。
以上、古川でした。
PS
子どもの成長から学ぶことが沢山あるな~と本当に子どもの成長ってすごい!
と感動が沢山です。