リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
これは入社2年目のメンバーが、社長と同期に、1ヶ月間で自分が出した成果や学びを自慢する大会です。
しかしこの大会は、「こんなすごい結果を出した!」というように、ただ成果を自慢する大会、
では、“ありません”。
というのも、開催にあたって具体的には、このような目的があります。
・それぞれが、自身の取り組みについて振り返りをすることによって、次の活動に繋がる気づきを得ること
・同期同士お互いの活動を共有することで、他事業部の取り組みを理解するだけでなく、自分以外のメンバーの成功体験から、学びを得ること
・その結果に至るまでの プロセスにおける具体的な工夫を知り、自分の業務に置換して考えることで自身の業務改善に繋げること
そのため、“〇〇という結果を出した”というだけでなく、
「なぜそのような結果に繋がったのか」
「具体的にどんな工夫をしたのか」
「そのプロセスでどんな気づきを得たのか」
「その気づきをどのように次に繋げるのか」
というような分析を、それぞれが行い発表します。
新卒2年目である私は、先月第1回目の自慢大会に参加しました。
そこでは、想像以上にたくさんの気づきがありました。
同じ部署でも全然知らない同期の努力
同期5人の発表の中でも特に驚いたのは、同じ部署の同期の発表です。
「影でそんな努力をしていたのか!」
と、衝撃が走りました。
ちなみにその同期は、発表の前月に、個人目標の達成をしており、その実績は彼の自己ベスト記録でした。
私はトレーニング・カンパニーのマーケティングチームですが、唯一同じ部署の同期はセールスチームで、普段は違う仕事を担っています。
違うチームといえど、チーム横断の会議などが多いので、その同期が今行っていることや状況などは何となくわかっているつもりでした。
もちろん、目標達成をしたことも知っていましたし、毎日努力していることもわかっていました。
しかし、その努力は私が想像していた以上だったのです。
当たり前を徹底する
“彼が、目標達成できたのは何故か。”
それは、“当たり前を徹底したから”と話していました。営業として成長するために、やるべき事を徹底した、とのこと。
具体的には、上司の商談に同行し、実際に上司が話す言葉を「文字起こし」し、どんな様子でどのように話しているか見ること。
また、そこから自分との違いを比較して、足りないものや直すべきところを見つけ、改善すること。
改善のためには、泥臭く1人で何度も練習したとのこと。
まずはこのひたむきな努力と熱量に刺激を受けました。
そして、さらに凄いと思ったことが、
マインドの切り替えです。
彼は3月まで、結果が出ずに伸び悩んでいました。
当時は“もう難しいんじゃないか…”とも思ったこともあったとのこと。
そこから、もう一度“やる!” “絶対に目標達成する!”という気持ちに切り替えることができたのが凄いなと思いました。
それは、行動を変えたから気持ちが切り替わったのか、気持ちを切り替えたから行動が変わったのか、又はその両方かまではわかりません。
いずれにしても、”やる!”と決めた事をやり抜くその姿勢と気概を、同期ながらシンプルに尊敬しました。
“宣言して達成する”
“発言に行動を合わせる”
これがプロとしてのあり方。同期からまさにその”プロ”を感じました。
自分の”当たり前”は?
「このくらいでいいや。」
「まだ経験が浅いししょうがない。」
「一旦今はできているし大丈夫かな。」
疲れたり辛かったり忙しかったり理由は何にせよ、自分の中の弱い部分で無意識に自分の当たり前を作ってしまうこともある気がします。
自分では現状維持をしているつもりになっている時の多くは、”衰退”になっているのではないか。
自分で自分の当たり前を作りそこに留まってしまうのではなく、色々な人の話を聞いたり、様子を見たりすること。
それによって“当たり前の基準”を常に一歩先へアップデートする。
“これをいかに高い水準で、徹底して行うことができるか”ということが重要であると思いました。
自分の当たり前を見直す、パラダイムを変えるようなこのような機会を与えて頂いていることに感謝したいです。
そして、その機会を最大化できるように、次回の自慢大会に臨みます!
PS
少し暑くなってきて至る所で新緑の香りがする季節になりましたね。
新たに芽生える葉を見ると、心なしかパワーをもらえる気がします。
そんな中、最近私の中にも新たな芽が生えました。新しい自分の趣味を見つけたのです!
自分で何かを発見することや、新しい何かに取り組んだりするのはとてもワクワクしますよね。