リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
こんにちは!
FCEトレーニング・カンパニーの橋立です。
皆さんは目標に対して、現状把握や課題を見つける時に、何か工夫していることはありますか?
私は、
「現状把握・課題抽出をするときに、まず主観を除いたファクト(事象)をまず捉えなさい」
と入社当時からよく上司にご指導いただいてきました。
事象だけをまず捉えるのは突き詰めると難しく、
「~な感じがします」
「多分~だと思います」
このような主観が入った曖昧な現状把握をすることが、入社当時は多かったですし、もちろん、今でもまだまだではあると思います。
担当している役割において、なんとか「事象」を捉えようとして、いろんな角度からの数値を出しましたが、なかなか本質的な課題が見えてこない。
「様々な角度の数字を可能な限り集めているのになぜだろう…」
そんな数字収集だけに偏ってしまっている時期が続いていたのです。
しかし、とある書籍を読んだ際に、はっとする内容がありました。
それは、現状把握には「ハード」な事象と「ソフト」な事象があること。
そして、その両方を持った上で、分析にあたることが重要だということ。
改めて考えてみると当たり前のことではありますが、私は、それができていませんでした。
いわゆる「ハード」な数値事象だけを収集し、その数値に存在している、例えば「顧客の声や心理」などのソフトな事象に対する情報収集を怠っていた、と気づきました。
「ハード」な情報は机上でできますが、「ソフト」な情報は、自ら動いてコミュニケーションを取っていかないと取れないことが多いです。
例えば、
「お客様はどんな方だったのか?」
「なぜ私たちに問い合わせてくださったのか?」
「どんな課題をお持ちだったのか?」
といった質問を他チームに聞かなくては、得られません。
私自身、そういったコミュニケーションがとれたはずでしたが、足りていなかったのです。
それができていた時期は、課題がクリアで、動きが非常に明確だったなと思います。
お客様のことを例に出しましたが、チームで働くうえでは、メンバーに対しても置換できるかもしれません。
成果や実績といった「ハード」な情報以外に、
「どんな気持ちで目標に向かっていたの?」
「どうしてその気持ちになったの?」
「モチベーションや価値観は?」
といった、メンバーの気持ちや状況といった「ソフト」な情報を常にアップデートすること。
それが、チームで成果を上げるためにも必要不可欠なのかもしれないと、感じています!
まだまだ未熟な私ではありますが、今回の気づきを元に、目標達成に対しての動きを、よりブラッシュアップさせていきます。
以上、橋立でした。