リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
ちょっとしたことで嬉しくなる
仕事やプライベートで、他人からの「ちょっとしたこと」が嬉しい、と感じたことはありませんか。
例えば、
仕事で疲れて帰ってきたら、パートナーがお茶を淹れてくれた、とか、
会議の後、同僚が必ず座席を元の位置にきれいに戻してくれる、とか、
上司が旅行のお土産に、個包装のお菓子を配ってくれる、とか。
そういった「ちょっとしたこと」をしてもらうと、私はとても嬉しく思います。
周りに対する気配り、みたいなものでしょうか。
自分では意識すらしなかったことに対して、サッと行動して示してくれる方に、いつも助けられていると感じます。
常に周りに気を配れる人
上記の例は、たいへんな労力がかかることではありません。ただ、自分ができる範囲で、できることをしているだけ。
しかし、よく観察してみると、「ちょっとしたこと」をしてくれる方は「常に」上記のように周りを見て行動してくれているのではないか、と感じることが多いです。
そもそも、仕事をする場所ではお土産を配らなくても、会議室の椅子を戻さなくても、そのことで直接的に給与は増えたり減ったりしません。
(評価軸のうち、勤務態度に含まれているため間接的には影響する場合もあると思います)
常に気配りができている人は「人間関係」や「場」を大切にする、という方向性であり、上記のような「成果を出す方向性」とは違う軸を持って行動しているように感じました。
感謝を伝えよう
「ちょっとしたこと」をしてもらった、と感じたら「しっかりと感謝を伝える」のがとても大事だと思っています。
何故ならば、気配りをしてくれているのは「当たり前」ではないからです。
例えば、業務命令で「社員が旅行に行った際は必ず部署内にお菓子を買ってくること」なんてものはありませんよね。本来、買ってこなくても何も問題は無いのです。
むしろ買ってこなくて当たり前なのです。
自分の意思で、職場の人間関係を大切にしているからこそ、旅行先でも社員へのお土産を買ってきてくれる。
その気持ちを持っていること自体が、たいへん尊いことではないでしょうか。
私は余裕を無くしていたり、なにかに集中したりしていると、ついお礼がおろそかになってしまうことがあり、反省しています。
誰かの「ちょっとしたこと」に気づき、しっかりと感謝を言葉で伝えていく。
そして、自分も「ちょっとしたこと」で返していく。
そんな、良いサイクルを回していこうと思います。
以上、神山でした。
PS
プライベートでも、人に感謝するのがとても大切だと思っています。
相手の大切な時間を使ってくれている、ということが意識できると、当たり前ではないという本来の意味の有り難さに気づけるのではないでしょうか。