リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
年下の上司
皆さんは、年下の上司の元で働いたことはありますか?
年功序列が衰退し、転職が珍しくない世の中、年下の上司の元で働く機会が増えてくるかもしれません。
私がFCEトレーニング・カンパニーに入社する以前は「上司が年下だと仕事がやりにくいのでは」と先入観を持っていました。
しかし、実際はそうではなく…
現在、チームリーダーは私より年下なのですが、「とても仕事がやりやすい」という状態になっています。
やりやすいと感じる理由には、円滑にコミュニケーションでき、伝え方が上手く、理解や合意が早い、という部分からです。
これは、FCEトレーニング・カンパニーの文化や価値観、教育研修が浸透しているため、とも言えるかもしれません。
他社での経験上、教育研修が整っていない場所では年下の上司とすれ違うことが多かったように思います。
共通言語があり、仕事の進め方のフレームワークが浸透していると、同じ土俵でコミュニケーションが円滑にできる。
そこに年齢差はあまり介在しないのかもしれませんね。
Z世代
チームリーダーはいわゆる「Z世代」と呼ばれる世代です。
以前は、世代が違うと話題に困ってしまうのでは、と思考にブロックがかかっていましたが、今は自然体で「わからなかったら聞いてみよう」くらいの気持ちでいます。
サンプル数が少ないですが、身の回りにいるZ世代の方を見ていると、“考え方のベースがしっかりしている”
そう感じることが多いです。
生まれてからずっと不景気で育ってきて、SNSでは世界トップを常に見て、技術の進歩のスピードが常に加速している世代。
周囲の環境は常に変化するのだから、それに合わせて自分の能力を高めるしかない、という考え方があるようです。
自分が同じ年の時にはこういった考えを持っておらず、とてもノンビリしていたので、頭が下がります。
世の中の変化のスピードが上がると、成長のスピードも上がるのかもしれません。
価値観の多様化
仕事の現場では、年功序列の価値観だけではなく、別の価値観が加わり、より複雑な状態になっているように思います。
年齢という軸も存在しますが、「能力、知識、個性」などの軸がさらに重視されてきているのではないでしょうか。
今後、上司が自分より年下である、という状況は今まで以上に発生しやすくなると思われます。
そんな時に、共通言語やフレームワークがあると本当に仕事の進めやすさが違うのだ、と実感しています。
価値観が多様化しても、仕事の進め方の「基本」はあまり変化しないのかもしれません。
基本を常に意識し、多様な価値観にも対応していきたいと思います。
以上、神山でした。
PS
いまノンビリした考え方を持っているZ世代の方も、周囲の目まぐるしい環境に流されず、毎日充実して暮らしているといいな…と思っています。
そういう人もいなくなってほしくない、とも思いますね。