リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
本日は、
「オンボーディングプログラムの目的は何?」
についてお伝えします。
FCEトレーニング・カンパニー「Smart Boarding」開発リーダーのマシュー・オドロンです。
最近、新しいエンジニアが1名弊社に入社し、開発チームにジョインしました。
入社後の全体研修はもちろん受けますが、そのあとは開発オンボーディングプログラムにも参加してもらいます。
開発リーダーとして、開発オンボーディングプログラム作成は私の責任です。
最初は、プログラムの目標が
・環境設定
・プロトコルとルール
・「A」言語の学び
・「B」言語の学び
・「C」言語の学び
・〇〇建築の学び
など。
プログラムの目的は、3か月以内に私が担当している業務をある程度できるようになること。
目的の理由は、私しかできないことを、今後は複数の人がすべての業務をできるようにすることです。
しかし、プログラムを作成しながら、重要な失敗に気づきました。
自分のニーズと会社のニーズだけのためにプログラムを作ってしまった。
そして、
新しいエンジニアは弊社で何をやりたいか実現したいか、なんとなくは分かっていましたが、やっぱりしっかり把握しなければ、良いプログラムを作れないということ。
だから、プログラム作成のアプローチを変えました。
まずは、最初の一ヶ月は
・環境設定
・プロトコルとルール
・「A」言語の学び
この3つに絞りました。
最初の月は、絶対に必要なものをカバーしました。
そして、2ヶ月目からはアプローチを変えました。
2ヶ月目からは、
・「B」言語の学び
・「C」言語の学び
・〇〇建築の学び
・AIの学び
・ITセキュリティー
など
新しいエンジニアのメンバーの希望や特性、こちらからの期待などから、選んでもらえるプログラムを用意。
相談して、どう進むか決めることにしました。
元のプログラムのままだったら、新しいエンジニアは私のニーズに従ってしまって、「プログラムの目的=私の目的」になってしまいます。
弊社のミッションは“働くをもっとおもしろくする”です。
こちらのミッションを実現するために、新しいエンジニアが自分のオンボーディングプログラムの作成に参加することは大切な方法だと思っています。
自分のオンボーディングプログラムの作成に参加することは、自分のキャリアパスの作成の1つ目のステップではないでしょうか。
新しいエンジニアと一緒にオンボーディングプログラムを作ると、新しいエンジニアのニーズ、私のニーズ、会社のミッション、全てを達成できると思っています。
以上です。
PS
オンボーディングプログラムを毎回毎回作成することは大変です。
そのため、Smart Boardingで作成して配信すると、学習進捗はもちろん確認できますが、
次回に新しいメンバーが入社すると、新規オンボーディングプログラムの作成は必要ありません。
前回のオンボーディングプログラムを更新し、すぐに利用できます!