リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
さて、前置きがかなり長くなってしまいましたが、今回も「Z世代の”価値観”」についてお話します。
実は、私は女子校出身です。周りからは、「女子校って、お嬢様っぽい感じだよね…?」「女子の人間関係怖そう…?」等とよく言われます。
ですが、私が通っていた学校は、そんなイメージとは全然違い、元気ハツラツとした子が多いような高校でした。
スポーツの成績が県内トップクラスの高校だったのもあり、負けず嫌いな子や、何事も一生懸命な子が多く、お互いに切磋琢磨するような雰囲気もありました。
そんな女子校出身の私は、大学生になってからとても驚いたことがあります。
それは大学3年生の夏頃の話。私のある友達と、久しぶりに会って、就職活動や将来について話していた時のこと。
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友達:
「私、専業主婦になりたいからさ~。就活より婚活したいくらいだわ~。」
私:
「えっ!?専業主婦!?」
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私は驚いて、友達の発言をそのままオウム返しにしてしまいました。なぜそんなに驚いたのか。
それは、自分の高校時代の友達とはそんな話になったことがなかったからです。
実はその友達は、小学校1年生の時から中学卒業までずっと仲が良かった大親友なのですが、高校は別々でした。
高校3年生で進路を決める時や、大学に入ってから久々に集まる時、高校の友達と将来の話になると、みんな当たり前に「どんな仕事につきたいか。」という話をしていました。
「職につき、働く」ということが前提だったのです。
ではなぜ、自分や私と同じ高校の友達はこのような考え方が当たり前だったのか。それは、出身高校の教育や文化にあると思います。
教育や文化が培うもの
“社会に出て活躍する女性を輩出する”これが、私の母校が指している学校の在り方でした。
そのため、社会でバリバリ活躍している卒業生の講演会が年に数回行われていました。校長先生の話では”社会に出ること”についての話があることも。
自分のキャリアや、個人としての在り方を定期的に考える機会が多くありました。もともと「バリバリ活躍したいからこの高校に入る!」 なんてことは1ミリも思ってはいませんでしたが…気づいたら、”社会で活躍すること”が自分の中の当たり前の価値観になっていました。
学校や先生から生徒達への”こうあって欲しい”という思い。また、それに伴った教育やサポート。それが、今の自分の在り方のベースになっていると思います。今ではとても母校に感謝しています。
自分のありたい姿から逆算して自ら環境を選ぶ!
たとえ、同じ世代であっても、年が同じでも、考え方が違うこともある。
同い年で、同じ地域で幼い頃ずっと一緒に遊んでいた友達や同世代の仲間でさえも、“価値観”に関しては、たった3~5年でこんなにも変わるものなんだ。と気づきました。
その人がどんな環境で、どのような人と関り、どのような影響を受けてきたか。それによって価値観は大きく変わっていくと思います。
その環境や経験をしなければ、培えなかった「価値観」もあったなと、振り返りました。もし、自分がなりたい姿があるのであれば、その自分のありたい姿から逆算して、そこに至るまでに必要な環境を自ら選ぶ。
社会人1年目だからこそ、改めてこのことが大事だと噛みしめています。これまでの自分が関わってきた、育ってきた環境に改めて感謝をすると共に、これからも自分がよりよい方向に向かっていく環境を自ら選ぶだけでなく、創り出していく。
「新入社員」「Z世代」…などと、世代で括られることも多いですが…どんな時代でも、どんな時代に生まれても、どんな時代で育っても 自分の努力次第でいくらでも新たな環境を創り出し、人生を豊かにできる。
そう信じて、自分で自分の人生を切り開いていけるような「そんな人間でありたい」と思います!
以上、鈴木でした!
PS
富士山に登るために、1から揃えた登山グッズは未使用のまま早めの冬眠になりそうですが、
奥穂高岳という山が凄く良いと噂で聞いたので、リサーチしてみようと思います!