リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
本日は、「メンバーの成長のため、信じるしかない」についてお伝えします。
FCEトレーニング・カンパニー「Smart Boarding」プロジェクトリーダーのマシュー・オドロンです。
私を含めて、「Smart Boarding」開発チームは4人です。
・不具合修正
・新規機能開発
・既存機能改善…
色々な開発をやっています。
現在は10個の開発を同時に進めています。
私は、プロジェクトリーダーとして、たまに迷うことがあります。
それは、「この開発はどのメンバーに任せるか」です。
もちろん判断をするときに、第一に考えるのはシステムの安定性。
第ニは、「スピードを重視する?」それとも、「メンバーの成長を重視する?」ということです。
ここで私はたまに迷っています。
各エンジニアには、得意なコードの部分があります。
例えば、
Aさんはログインの処理は得意
Bさんはデータベースとの連携は得意
最初は安定性が高いため、同じメンバーに任せました。
そのコードが得意なメンバーに任せれば、すぐに対応できる利益があります。
しかも自分自身で開発した機能なら、コードを一番分かっているからなおさらスピーディーで安定的です。
得意な分野以外の開発を任せることは、安定性とスピードに欠けると思っていました。
でも、スピードが優先されていない開発において、一度、得意な分野以外を任せてみたら、2つのメリットがあると気づきました。
1、他のメンバーの目線でコードを確認できる
2、メンバーの成長によい影響
第一は「システムの安定性」です。
やっぱり別のメンバーの目線でコードを確認したほうが、システムは安定します。(※もちろんコードがリリースする前にコードレビューで確認されています!)
確かに、メンバーの得意分野ではない開発をやらせたら最初の対応スピードは得意メンバーにやらせたらより下がります。
全員にほぼ全機能を理解してもらって、システムを全体的に理解してもらうと、システムがより安定します。
そして、システムの安定性が上がると、不具合対応が減るため、他の開発対応スピードが上がります。
システムの安定性も、メンバーの成長・開発のスピードも手に入れることができました。
こちらの話は開発のストーリーですが、開発以外の部署でも有効であると思います。
メンバーは得意スキルを持った方がよいと思いますが対応できるスキルを増やしたら、ダブルチェックは自然になるし、会社の全体動きもより理解されます。
得意分野以外を任せることは、リーダーとして勇気がいる決断かもしれません。
でも、信じてみたら、チームとして予想以上の成果が得られるかもしれません!
以上、マシュー・オドロンでした!
PS
10個の開発中機能は5月~7月にリリース予定です。
お楽しみください!