リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
皆さん、こんにちは!FCEトレーニング・カンパニーの平井です。
このようなところで恥をさらすようですが、私、やらかしてしまいました。
自宅でプライベートのパソコンを使っていた時、ある家電量販店の名前で送られてきた情報更新に関するメールからサイトにアクセスしてしまいました…(※ウィルスなどには感染しておりませでした)
いつもは完全に無視、というよりも、即刻メール自体を削除するにもかかわらず、なぜそのようなことになってしまったのか…
自分なりに振り返ってみましたので、少しでも皆様のお役に立てればと思います。
一時停止ボタン
私たちが提供しているサービス「7つの習慣(R)」研修の中に、「一時停止ボタン」という考え方があります。
ビデオやDVDなどにある、縦の棒が2本あるボタンのイメージです。
自分の身に何かが起こったとき私たち人間は、自分の反応を選択することができる、という考えに基づくものです。
例えば、誰かに何か嫌なことを言われたとして、
1)カッとなってすぐに言い返す
または、
2)一時停止ボタンを押して、どうすべきかを考えてから反応する
人間は、どちらの反応も選択することができます。
1)の選択をすると、たいていは後悔する結果になるのではないでしょうか。
そこで、「一時停止ボタン」を押して、「今自分が取るべき最良の選択は何か」を考えて、行動を選択することが大事なんですね。
一時停止ボタンが押せなかった場合は、「刺激即反応」ということになります。
ちなみに今回の一件は、私の「一時停止ボタン」が全く機能していなかった、ということになります。
なぜ機能しなかったのか?
ここが重要です。
私は、以下のことが要因では?と思っています。
1)環境の変化によるもの
2)過去の行動が影響しているもの
1は、テレワークです。
実はその日、久しぶりに「終日テレワーク」をしていました。
普段はバックオフィスという役割上、電話対応や書類関連で出社をすることが少なくなかったのですが、その日は完全に自宅勤務の日。
いつもより静かな環境で集中して業務に取り組み、一日の仕事が終了したときでした。
業務が終了し、ほっとした瞬間ということもあり、一時停止ボタンが機能しづらかったのでは、と思っています。
ルーティンや自分のペースがいつもと異なる時こそ、注意が必要だと反省をしました。
2は、その家電量販店で、つい先日買い物をしたことです。
ネットショッピングだったので、「届かないと困る」という思い込みが、一時停止ボタンを押せなかった要因の一つになったのでしょう。
数日前の自分の行動が選択の質を大きく下げてしまうことになるとは…その時は考えもしませんでした。
好ましい選択ができないと
結局、登録してしまった情報に関するカード会社などに粛々と連絡を入れ、何とか一次対応は終えることができました。
間違いに気づいて、やっと一時停止ボタンが押せたんです。
ただ、本来割かなくてもよい時間を割く羽目になったのは言うまでもありません。
先の例のように、「カッとなってつい言い返してしまった」時なども、相手との関係が壊れてしまったり、関係修復に時間をかけなければならなかったり。
本来自分が望む結果を得られなくなる可能性が高くなりますよね。仕事や人間関係でつい感情的に反応して失敗をしてしまう。
家庭でも、ご家族やお子さんに刺激即反応でうまくいかなかった。など
問題を解決するための考え方・ツールとして、「一時停止ボタン」活用してみてはいかがでしょうか。
「7つの習慣」の第1の習慣「主体的である」でより具体的な活用方法についてお伝えをしておりますので、ご興味のある方はぜひ、お問い合わせください!
FCEトレーニング・カンパニーの平井でした!
PS
過去は変えられませんので、今後同じような過ちをしないよう、一時停止を押して備えたいと思います。