2021.08.13 2024.11.19
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おままごとの極意

【目次】

幼い子どものおままごとやおうちごっこなどのなりきって遊ぶ【ごっこ遊び】

ごっこ遊びの世界って、突飛で、想定外で、思いがけない設定に驚かされることがあります。

例えば、おもちゃのフライパンにプラスチックのジャガイモをのせて渡される。

これは、お料理をするお芝居を求めているんだな!と思い、炒める動作で演技。

すると子どもが「ちーがーうー!」とお怒りの様子。なんと、お皿に乗ったシュークリームという設定だったそうで。

「そんなん分かるはずないやん」と心の中でツッコむ!

想定外でしたが…子どもの目には、フライパンはお皿に。ジャガイモはシュークリームに見えている様子。

「それは、ごめん」と自分を納得させながら、この時、こんなことを思ったんです。

「ニーズヒアリングと一緒だ!」

「子どもがなにを求めているか?」を知ることは、まさに、「ニーズを知る」こと。

ニーズヒアリングの最初のステップは

・相手の現状
・実現したいこと

この二つを質問するところからニーズを顕在化する、ことです。

よし、やってみよう!

おままごとの極意

早速、おままごと遊びでニーズヒアリングを実践!

おもちゃのキッチンの前に座る子ども。

その後ろに座るように指示される私。

料理人とお客さんという設定か?と思ったけれど、ここで「質問」

Q.ここは、どこ?

「幼稚園!」(意外な展開、、、)

Q.〇〇ちゃんは、何してるの?
「ピアノ弾く」(キッチンをピアノに見立ててる)

Q.幼稚園の先生?
「そう」

Q.先生、何をしたらいいですか?
「帰りのお歌を歌います!」

なんと私は園児役。

園児になりきり帰りのお歌を熱唱(笑)

ニーズヒアリングのおかげでごっこ遊び大成功でした!

思い込みに当てはめない

ヒアリング型おままごとは、とても効果的で、質問して状況を理解し求めていることが明確になるので楽しくやることができました。

こちらの常識やきっとこうだ!という思い込みに当てはめず、きちんと聴くこと。

これは、仕事のニーズヒアリングでも同じことが言えると思うんです。

「きっとこうだろう」
「〇〇業界の方はこういう方が多い」
「こういわれた時はこうだったことが多いから…」

などなど、こちらの思い込みで話しても、本当に求めているものはわかりませんよね。

相手の求めていることを知るには、まず「興味を持って、正しく理解しようとすること」大事だなと改めて感じた出来事でした。

川島でした。

PS
ちなみに、1番想定外だった設定は、お鍋にパズルをたくさん入れて

「プロテイン」でした(笑)

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