リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
こんにちは!FCEトレーニング・カンパニーの橋立です。
私は、現在トレーニング・カンパニーで、マーケティングの担当をしています。
マーケティングでは非常に多くの数字を扱います。
例えば、メールで言えば、開封率、クリック率、CV率、解約率。
WEB広告で言えば、リーチ数、クリック率、CTR、CVRなどなど…
もちろん、各数値を見ながら、どこがうまくいっていて、どこがうまくいっていないかなどを見ています。
あるとき、数値の現状報告とするときに、「〇〇がとてもうまくいっています!」と上司に報告しました。
すると、上司から、「そのうまくいっている理由は何?」と聞かれたのです。
私は、「…確かに、なぜだろう???」と?マークが浮かぶ状態。
私自身、性格的な問題か、「うまくいっていない」場合は、数値にも影響が出るので、その要因と改善する一手を考えることが多いのですが…
でも「うまくいっている」場合に、その要因を分析し、「再現性」を持たせる一手を考えるという視点は、結構、見落としてしまっているなと振り返ったのです。
その日から、「うまくいっていないこと」だけでなく、「うまくいっていること」も同じくらい理由を考えることを必ずやるようにしました。
そして、うまくいっていることの要因分析を継続的に実施する中で、ある気づきが自分の中で生まれました。
それは、要因(仮説)は、検証完了しなければ意味がないこと。
当たり前のことかもしれませんが、うまくいっていないことは数値に影響がでるので、私の場合、比較的PDCAを回します。
ただ、うまくいっていることに対しては、要因分析をした後に、その仮説が本当に正しいかどうか検証を完了する過程を持たずに、終わってしまうケースが、実は今まで多かったことに気づきました。
それからは、上手くいったときの報告にも工夫をするようにしています!
例えば、
「今月はAの比較サイトからのお問い合わせが増えてきました!」
「その要因(仮説)は・・
(1)サイトで伝える内容を変えたこと
(2)サービスロゴを変えてみたこと
(3)口コミ数が増えたこと などが考えられます!」
「そのため、まずは一番可能性の高い、サイトの内容変更を、他の比較サイトでもやってみます!」
といった感じです。
うまくいった要因の仮説を持ち、うまくいっていない施策に対しても実施することが、その施策を軌道に乗せる一手となるかもしれません。
ただ、その後、打ち出しを変更したが、数値の変化がなかった場合は、
「じゃあ②か③を検証しよう!」という風に動きます。
うまくいっていないことと、うまくいっていることの「仮説検証」を同時にするのは、結構大変です。
複数ある仮説の中で、どれが再現性を持てるのか、実際に意識してやってみると、本当に泥臭く、骨の折れる活動だなと思います。
ただ、それと同時に「再現性」を見つけだす工程がうまくいけば”勝ちパターン”を作り出し、かなり成果にインパクトがある。
とも感じていきています。
まだまだ未熟ではありますが、自分とチームの目標達成のために、「再現性」と「再発防止」の仮説検証を同時にやる。
「うまくいっていること」「うまくいっていないこと」両方を意識し進めていくことが、大事だと感じています!
私自身、日々思考を巡らせ、ビジネスパーソンとして、更なるレベルアップをしていきます!
以上、橋立でした。