リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
こんにちは、FCEトレーニング・カンパニーの藤原です。
突然ですが、興味深い心理学の実験を聞きました。
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子供たちを2つのグループA、Bに分けて、別々に絵を描かせた。
グループAには、描き終わったあとに「おやつ」という報酬を約束し、グループBにはそのような報酬の約束をしなかった。
絵を描き終わり、グループAには「おやつ」が振舞われた。
ここからが、実験の本番だ。
2つのグループに同じ条件で、再び絵を描くようにお願いした。
すると、グループAの子供たちは、絵を描くことを拒んでしまった。
もう「おやつ」はいらないからだ。
一方、グループBの子供たちは1回目と同じように喜んで絵を描いた。
グループAは外的動機付けを行ったために、「絵を描くこと」=「おやつのための作業」になり「絵を描くこと自体が楽しい」という内発的動機を失ってしまったのである。
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子供に対しての心理学実験ではあるが、ビジネスの世界でもこういう外的動機付けによる失敗ケースが多くあるのではないでしょうか?
奇跡の運送会社と言われている「宮田運輸」
宮田社長の記事にも内発的動機付けの重要性が語られていました。
それを高めるための様々な手段や施策が取り出されていましたが印象的だったコメントは…従業員の方がある「きっかけ」によって目の色を変えて仕事に取り組んだ時のこと(それまではイヤイヤだったようですが…)
「人は上から言われてやらされるということじゃなくて自らがやりたくなる動機内側から湧き上がってくるものがある時は違うんだな。」
自らやりたくなる動機内側から湧き上がってくるものこれが揃えば、そりゃ目の色が変わるよね!
と思いますが、そうなるような「工夫」をどれほどしているか?
それが組織の強さの「差」になっているような気がしています。
今後とも多くの企業様と情報交換しながらこの「工夫」の情報を集めセミナーなどで発信していきます。
尚、「内発的動機付け」が高まるメカニズムを解説するセミナーは大好評で実施しております。
弊社代表が登壇しておりますのでご興味がある方はぜひ、ご参加ください!
以上、藤原でした!