リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
少し前の出勤日の朝、電車で「嫌なこと」があったんです。
その「嫌なこと」のせいで、一日中ちょっと気持ちが落ち込んでしまって…。
どーんと落ち込むほどではないのですが、なんとな~く嫌な気持ちがずっと隣にいるような…
そんな一日になってしまったんです。
(「7つの習慣(R)」研修をやっている FCEトレーニング・カンパニ―で働いているし、 「7つの習慣(R)」研修の
アテンドもしているので)「嫌なこと」という刺激に対して、「一時停止ボタン」を押さねば…!!!と、何十回もおでこの「一時停止ボタン」を押しました。
刺激に振り回される自分も嫌になってしまいそうで…
「たまたま電車で遭遇してしまった『嫌なこと』なんかに私の感情を振り回されて、一日を無駄にしちゃいけない!!」
「刺激に振り回されて、セミナー運営や仕事をおろそかにしちゃいけない!」
「仕事中に「嫌なこと」について考える時間なんてもったいない!!」
と、何度も。
まあでも、結果的には心のどこか片隅を占拠されてしまったまま、ほぼ1日が過ぎてしまったのです。
ふとした瞬間に、そのことを思い出しては、
「どうして遭遇してしまったのか?」
「遭遇したときに私は、どうすればよかったのか?」
と、心をすり減らしてしまったように思います。
自分で押せなかった「一時停止ボタン」は、誰かに押してもらってもいい。
そんな感じで一日が終わる頃、やっぱりなんだかやり切れない気持ちがあって。
オフィスに残っていたメンバーに「実はこんなことがあって…」と、打ち明けてみたんです。
さすが、弊社のメンバーは全員「7つの習慣(R)」研修を受講しているだけあって「傾聴」してくれました。(笑)
話を聞いてもらったら、こんな風に思っていたとか、どうして私だったのだろうとか、やり切れない気持ちが堰を切ったようにどんどん溢れて。
そうしているうちに、ずっと私の心を占拠していた「やり切れない気持ち」がすーっと軽くなってきたんです。
話を聞き終えてくれた時、そのメンバーは、
「自分だったらこうして対処していた」
「自分だったら、こう思って一時停止ボタン押していた」
「きっと、その時、こういう状況だったのかもしれないね」
と、私が持ち合わせなかったパラダイムをくれたのです。
そのアドバイスを聞きながら、「そうか、そう考えることもできたのか…なるほど…」と、強く頷いていました。
そうやって話し終えたとき、この日一日私を支配していた強烈な刺激は消えていたのです。
もしかすると、メンバーに聞いて貰わずにいたら、次の日もまだ「嫌なこと」を引きずったままだったかもしれません…!
結局その日は、自分で「一時停止ボタン」を押せずに終わってしまいました…。
与えられた刺激の種類や大きさ、慣れ不慣れなども関係すると思うのですが…
もしかすると、刺激に対しての「一時停止ボタン」がど~~~しても、ど~~~~~やっても、自分では押せない!!!
って、ときがあるかもしれません。
そんなときは、「誰か」に「一時停止ボタン」を押してもらうこともありなのではないかなぁなんて、思います。
(自分で押せるに越したことないですが…!)
以上、FCEトレーニング・カンパニーの八木沼でした!
PS
その「嫌なこと」は書いてしまうと、読んでいただいた方の気持ちも害してしまいそうなので書きません!
が、話を聞いてくれたのは、平井さんでした♪いつもありがとうございます!