リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
こんにちは、「7つの習慣(R)」研修講師の松村です。
突然ですが、今回から「自走するチーム作り」シリーズとしてお客様からよく頂くお悩みに対して、ヒントになる情報を発信してこうと思います。
それでは、早速ですが、スタートしていきます!
今回取り上げるよくある悩みは「指示待ちの部下にもっと自分で考えて動いてほしいけれど、どうすればいいのか?」というものです!
マネジメントをする多くの方が一度や二度考えたことのあるお悩みなのではないでしょうか。
「うちの社員は指示したことしかやらない」
「自分からもっと動いてほしいし、自分で考えて動いてよ…」
「やっと自分で考えてくれた!と思ったら、ピントが大きくずれていて、がっくり…。結局、指示を出すしかない…。」
こんな風に部下に対して思ったことがある方、いらっしゃるのではないでしょうか?
自走してもらうために共有するべきこと
「自分で考えて!」といくら言っても、指示待ちになってしまう理由って何でしょうか?
そして、仮に自分で考えたとしても、的外れなものになってしまう理由は?
実は、ここに「自立・自走」の鍵があります。
部下に自走してもらうために、まず、最初に上司である私達がしなければいけないことがあります。
それは、「目指す方向」の共有です。
いくら「自走して!」と言っても、どの方向に進んでいけばいいのかが曖昧な状態だと、具体的に「何をするのか」を考えるのは難しいし、中々一歩踏み出すこともできませんよね。
また、たとえ目指す方向が分からなくても、「とりあえず走りだそう!」では見当違いの方向に走っていってしまうかもしれません。
組織やチームが目指す姿を実現するには、『自分が何を担い、何に挑戦し、何を実現していけばいいのか?』
これを、一人ひとりが考えることができるようになるためには、まず「組織・チームの目指す方向」を具体的に共有する必要があります。
そして、目指す方向を具体的に共有するとは、「目的=なぜ、何の為に」「目標=いつまでに、どんな状態にするのか?」の2つを共有するということです。
部下の方に「自走してほしい!」と思ったときにはこの2つは共有できているかな?と確認してみてください。
そして「共有できてないかもしれない」「一応共有しているけど、理解が不足しているかも」と感じたとき。
そんなときはぜひ、部下の方と一緒に「目的=なぜ、何の為に」「目標=いつまでに、どんな状態にするのか?」を確認することから始めてみてはいかがでしょうか?
組織やチームの目指す方向を理解できれば、部下の皆さんも自ら考え、行動を起こしやすい状態になり、自走の一歩を踏み出しやすくなるのではないでしょうか?
少しでも今回の内容が皆様にお役に立ていただければ幸いです!
次回は、「目的=なぜ、何の為に」「目標=いつまでに、どんな状態にするのか?」を共有した後、自走人材を育成するために、上司の皆さんはどんなサポートすればいいのか?について、お伝えできればと思います!
次回もお楽しみに!
松村でした!