リーダーシップを発揮する社員の具体的な行動8選
ツール移行への反応
最近、仕事で「意識が足りなかった」と感じたことがあります。
少し前、社内で使用している業務ツールを、別の新しい業務ツールに変更する、という方針が決定しました。
その知らせを受け取った時、私は新しい業務ツールに対して、つい「え~。いやだな。」とネガティブな方に考えてしまいました。
今まで使用していた業務ツールに慣れていたこともあり、慣れていない新しい業務ツールに対して拒否反応をしてしまう。
本当は新しい業務ツールの方が優れているかもしれないのに、移行する際に発生する「面倒臭さ」を先に考えてしまったのだと思います。
確かに業務ツールの移行は面倒です。
今までできたこと・見やすかったものが、新しい業務ツールではできない・見えにくい場所にある、ということはよくあります。
しかし、これは完全に現場レベルの考え方です。
少し視点を変えて、
・情報セキュリティの観点からはどうか?
・会社として、情報を一元管理するために必要なのではないか?
等を考えていくと、新しい業務ツールの方が優れている、と感じることも多いです。
なぜネガティブに考えてしまったか
それでも、なぜ新しい業務ツールに対してネガティブに考えてしまうのか。
私は、不確定要素に対する不安が強いのではないか、と仮説を立ててみました。
新しい業務ツールは、ある程度の期間使ってみないと性質がわかりません。
「ビデオ通話機能は充実しているが、ピン留め機能がなく不便」など、業務ツールによってものすごく細かい部分で使い勝手が変わるためです。
その「使ってみないと性質がわからない」という状態が、私にとっては不安です。
「今までできたことの効率が落ちるのでは?」
「新しい業務ツールではどうやればいいの?」
など、頭が疑問でいっぱいになり、それがネガティブな反応になって現れたのだと思います。
まずは使ってみる
でも、これは仕事です。
新しい業務ツールを使用するのは決定しており、覆すことはできません。(新しい業務ツールを導入したいがどう思う?という相談段階ではない)
というわけで、移行期間をもらって「まずは使ってみる」という行動をしてみることにしました。
あまり気負わずに、チームのメンバーが話しやすいような場所を作ってみたり、機能を試してみたりしていくと、少しずつ新しい業務ツールの性質がわかってきたのです。
細かい使い方はまだ習得中ですが、今まで使っていた業務ツールにあった機能は揃っています。
業務ツールを触っていくうちに、「ああ、こういう感じなんだ。」と、今までにあった不安が少しずつ消えていき、「これなら大丈夫そう!」と気持ちが変化していきました。
私の場合、気負わずにサッと行動してしまった方がよく、ストレスも少ないようです。
新しい業務ツールが次々にリリースされるDXの時代。
パッと飛び込んでみる、くらいの勢いも必要なのかもしれません。
もしも、私と同じように不確定要素に不安を覚えている方がいらっしゃったら、一旦、気負わずに触ってみるというところから一緒に始めてみませんか?
以上、神山でした。