2020.11.20 2024.09.01
  • マネジメント

組織文化を育て、研修効果を最大限に発揮するために必要な4つのポイント~その1と2~

  • #7つの習慣_
  • #松村聖也
  • #リーダーに求められる3つの資質
  • #リーダーシップ

【目次】

こんにちは、FCEトレーニング・カンパニーの「7つの習慣(R)」研修講師の松村と申します。

​先日から投稿しております、

・リーダーシップ
・主体性
・自走する組織づくり

に関する、記事。今回はその3記事目です。

1記事目は、「リーダーに求められる3つの資質についてお話をしました。

改めて、リーダーに求められる3つの資質、覚えていらっしゃいますか?

1つ目が「圧倒的な業務遂行能力によるリーダーシップ」

2つ目が「経営管理能力によるリーダーシップ」

そして、3つ目が「人格、人間性によるリーダーシップ」でしたね。

多くの会社では業務遂行能力が高いかどうかを重視していたり、経営管理能力を持っているかを重視していたりします。

リーダーとして、もちろんそれも必要なことではありますがそれだけではダメで、リーダーシップを発揮し、高めていくためには、その土台としてリーダーとしての人格、人間性、あり方があるとお伝えしました。

 

そして、2通目。

「組織にも「人格・人間性・あり方」がある」というお話。

実は先ほどのリーダーの3つの資質は「組織」にも必要な資質でもあります。

これは「組織文化」もしくは「組織風土」といわれるようなもので、法人格という言葉もありますように組織としても「人格、人間性によるリーダーシップ」が必要なんです。

どんなに良いビジネスモデル、どんなに良い商品、経営戦略があり、どんなに良い研修やシステムを入れていたとしても「組織文化」が良くなければ、長い目で見て、企業は成長・維持・存続するのが難しいんです。

今日はこの組織文化を育て、研修効果を最大限に発揮するために必要な4つのポイント
についてお伝えします。

なお、本記事は、「一人でも多くの人、一社でも多くの会社の役に立ちたい」という思いから、「7つの習慣(R)」研修の講師たちがお送りしようと決めたものです。あなたの会社の成長発展にお役立ちできたら幸いです。

組織文化を育て、研修効果を最大限に発揮するために必要な4つのポイント

私たちはこれまでに「7つの習慣(R)」研修を全社員が受講することによって「本当に会社が変わった」とか「組織の文化が良くなった」という会社をたくさん見てきました。

しかし、残念ながら「7つの習慣(R)」が組織に根付かないというケースも見てきたこともまた見過ごせない事実であります。

前回もお伝えしましたが、「7つの習慣(R)」というのは組織のリーダーを育てる手段なので、必ずしも効果を発揮するわけではありません。

では、うまくいく会社とそうでない会社の特徴は一体どのようなものなのか?

そして、どのようにすれば「7つの習慣(R)」が組織に根付き、社員一人ひとりが自走する状態になるのか?

セミナーでは「7つの習慣(R)」を組織に根付かせるために必要な4つのポイントとして紹介しましたが、これは他の研修や育成にも置き換えられると思っています。

これからお伝えする4つのポイントを押さえられている会社はどんな教育プログラム・研修を持ってきてもうまくいきます。

ポイント1と2を一気に紹介します。

ポイントの1つ目は、「共通言語化」です。

そしてポイントの2つ目は、「理念と紐づける」です。

POINT1&2. 共通言語化&理念と紐づける

「7つの習慣(R)」研修では、研修で様々な用語が出てきます。その用語がその組織の中の共通言語として日々のコミュニケーションの中で日常的にたくさん使われているかどうか?

まずこれがポイントの1つ目です。

「文化作り」「風土作り」「定着化」のうまい会社は会議や日々のコミュニケーションといったオンの場面だけでなく飲み会や休憩などオフの場でも研修で習った言葉をたくさん使っています。

「共通言語」を使うと組織への定着のスピードが格段に上がるのです。ですが、ここで注意しないといけないことが1つあります。

それは「7つの習慣(R)」がどのように「会社の理念」と繋がっているか、ということです。

ここでポイントの2つ目、「理念と紐づける」です。

「うちの会社の理念でいわれているこの概念は「7つの習慣(R)」でいうとこのことだよね」

という感じで紐づいていくと研修内容はさらに定着し組織文化となっていきます。

これが紐づいていないと仮に共通言語化したところで会社の理念は会社の理念、「7つの習慣(R)」は「7つの習慣(R)」という感じで2軸ができてしまうことになり、結果として、最終的にあなたが達成したい状態を達成することができません。

そして、もちろん「理念と紐付け」をするのは経営陣・マネージャー陣などのリーダーたちであることは言うまでもありませんね。

これが、ポイントの1つ目、「共通言語化」そしてポイントの2つ目、「理念と紐づける」でした。

そして、3つ目のポイント…

ここから先がまた重要なのですが、ポイント3と4は次回の記事にしましょう。

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この記事を書いたコンサルタント

松村 聖也 (株式会社FCE)

東証一部上場コンサルティング会社にて、営業職に従事、北海道東北地区を担当し、トップセールスの成績を収める。
経営者・管理職・教員に対して、20,000名以上に対して研修を実施するとともに、年間約200社の経営相談を行う。外郭団体における役員としてトレーニング講師も務める。

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